凝り固まった愛を叫ぶ。

地方のお茶の間にてアイドルを愛でている。NEWS+増田貴久君溺愛。頭が固い。たまに現場にもいる。

憧れの東京ドーム

増田貴久君にとって東京ドームは特別な場所。

このワードは増田君ファンには周知されているであろう。

会場が大きい、華やかだからが理由ではない。事務所に入って直ぐ、幼い頃に初めて観た東京ドームでの公演は、彼のエンターテイナーとしての根幹を作ったようだ。たくさんの人が同じ目的で集まり、笑顔に、幸せになる。その様子に大きな感銘を受けたそう。今もメンバーからまたその話?と言われる位に感動したエピソードを繰り返し話す。

増田君のエンターテイメントに対する姿勢を尊敬している。大きなステージに立つことを当たり前とは思わず、感謝する。忘れてはいけない気持ちだと思う。何万人もの人が同じ目的で、予定を合わせて、しかもオーディエンスはお金を支払って集まる。素晴らしいステージに笑顔になる。その中心に自分が居る事に対する感謝と喜び。初心を忘れない彼だからこそ、ステージ上で輝いているのだろうと思う。

 

彼の所属するグループ・NEWSが東京ドームに立てる迄、デビューからそれなりの年数が必要だった。

彼らのアイドルとしての経歴は華やかなデビューと反比例して、苦渋の連続。当時、NEWSとして初めて東京ドームのステージに立つ増田君は、それはそれは楽しそうに、幸せそうに映っている。新生NEWSになってからの東京ドーム公演のオープニングも、感極まっている彼の姿を見ると、こちらまで涙が浮かぶ。

彼が慕っている先輩、堂本光一さんのエンターテイメント理論で行くと、ステージ上で泣くとそのその公演は観ている人にとってより特別になる。その公演に入れなかった人が悔やむことになる。特別な公演を作ってはならない。ステージはどれも等しく大切なもの。

光一君を尊敬しているであろう増田君はその美学にきっと憧れている。大抵は泣くのを堪えているが、堪えきれずに涙を流すことがある。

彼が今もエンターテイナーとしてステージに立てている喜びは、私達ファンには計り知れないものだろう。NEWSとして初めてのアリーナツアーを終えた時の涙、新生NEWSとして最初のステージ秩父宮での涙、新生NEWSツアー札幌オーラス、10thアニバーサリー東京ドーム公演での潤んだ瞳。どれも印象に残っている。

 

NEWSは光と影が混同しているグループ。

電撃的選抜メンバーで華やかに、若々しくデビューを飾り、ジャニーズアイドルの王道を辿るかと思いきや、メンバーの脱退を繰り返す。その度に光を背負って舞い戻る。「感動の」「涙の」そんな枕詞を装飾されがちなエピソードを生み出しながら、何度も復活する。本当はそんなエピソード必要ないのに。

そして今に至る。

結成時の9人が段々と減り6人になる。6人で復活発表の場は東京ドームでのジャニーズカウントダウンコンサート。

NEWS初めての東京ドーム公演は6人時代。繰り返す脱退を受けての活動休止を経て、復活を遂げた後にようやくドーム公演が実現した。デビューからそれなりの年月が経過していた。

最初のコンサートはホテルの大広間。単独公演と銘打っても、ゲストを多数呼んでの開催だった。

ホールコンサート、アリーナツアー、全国ツアー。少しずつステップアップし、東京ドームで文字通り単独で集客出来るグループへと成長した。

6人時代への思い入れが強いファンも多いと思う。私もその一人だ。皮肉な事に6人での最後のコンサートも東京ドームを含むドーム公演となった。

4人になり、新生NEWSとして復活時は東京ドーム公演が叶わなかった。

増田君は東京ドームに固執し、どうしても実現出来ないか最後まで粘ったそうだ。東京ドーム公演が叶わないなら、新生NEWSの復活を先延ばしにしても構わないと叫ぶ程の思い入れがあったそうだ。本人が当時の心情を吐露している。

彼の願いは叶わず、秩父宮ラグビー場にて新生NEWSは復活を遂げる。

 

秩父宮公演で泣き崩れる増田君が映像で残っている。

直前までいつもの笑顔で歌っているのに、突如彼の感情が溢れ出す。どれだけの不安と葛藤を抱えていたのだろう。

ファンが変わらずに受け入れてくれた安堵と喜びも大きかったようだが、山下君や錦戸君のパートを担うプレッシャーと自分自身が戦っていたと打ち明けてくれた。

あの衝撃はこの先も忘れない。ドームに固執しなくても大丈夫なんだと彼自身が納得出来たのもステージの上。

その後のNEWSのツアー予定に東京ドーム公演は組み込まれていなかった。

4人での初東京ドーム公演は幸福コン追加公演、当初はイベントとして急遽発表された。結果としてコンサート開催となった。

増田君、念願の東京ドーム公演。

NEWS10周年アニバーサリー公演が東京ドームだった。

東京ドーム公演を実現できる迄、増田君の中で新生NEWSに迷いがあった事も彼自身が語っている。東京ドーム公演を4人の新生NEWSで経験し、前向きな気持ちになれたと。

 

増田君にとって特別な会場である東京ドームに立つ彼を、私は肉眼で見届けた事がない。どうしてもタイミングが合わなかった。様々な理由に加えて経済力も乏しい。生活を後回しにしてまで生き甲斐優先に出来なかった。

以前投稿した記事にも記載したが、自分は胸を張ってNEWSを語る立場ではない事を自覚していた。Twitterでも多くを語らないようにセーブしてきた。

 

デビューコンサートも、初ドームも、秩父宮ラグビー場公演も参加していない。映像で、他人のレポートや感想でしか想い出を補填出来ない。ターニングポイントとなる公演に自分が全て参加している訳ではない。

常に自分自身葛藤していた。

行きたいのに、行けない。

誰しもが自由に動き回れるものではない。頭では理解している。自分だけではない。行きたくても行けないファンはたくさん存在する。頭で理解しても拭えない。

私は本当にNEWSの、増田君のファンと公言して良いのだろうか。きっと葛藤はこの先も消えない。自分で葛藤と向き合い、消化して気持ちを整理していくしかない。

自分と対照的に全てを見守っているファンも山ほど存在しているだろう。心から尊敬している。そういう方がいてくれるから彼らもファンがいると実感して活動していける。地方に居る自分のような存在も雰囲気を知ることが出来る。

昔からのファンも無下にしない、ファンを公平に扱う、そんな増田君だからこそ。彼のアイドルとしての大切な記念公演を見届けたかった。

 

アイドルだけど、完璧なアイドルに憧れるけど、完全にはなりきれない。そんな増田君が愛しいし素敵だと思う。

完璧なるエンターテイナー光一君も素敵だと思う。そこに憧れても、どうしてもステージ上だと感情をコントロール出来なくなる、そんな増田君がやはり愛しい。

彼が大切にしている特別な会場に立つ、アイドル増田貴久を肉眼で見たい。

どうしてもNEWS増田貴久の東京ドーム公演を一度でいいから観てみたかった。その場所でしか経験出来ない空気感、映像や文字では伝えられないその雰囲気を自分で感じて、味わってみたかった。

 

2017年、NEWSのツアー・NEVERLAND初日公演を観て、物凄く悩んでいた。

アイドルとして、エンターテイナーとしての増田君の進化、成長を目の当たりにした。

彼を好きでいて、見てきて良かったと改めて感服。彼の才能に称賛と喝采を送る。

同時に欲が出てしまう。

もっと、彼のステージを観たい。

次に東京ドームの現場があるとは限らない。

次に必ずツアーがあるとは限らない。

これ迄も経験してきた。

次があるから大丈夫はこの世界には通用しない。何が起こるかなんて誰にも分からない。

 

例年同様、地元公演にしか入る予定を立てていなかった。今決まっているドーム公演のチケットは手元には無い。

ツアーに対してこんなにも無理を通して行きたいと思うことはこれまでなかった。

今年行かないと後悔する気がしてならなかった。良く分からないけど、どうしても今年行った方が良い気がしてならなかった。野生の勘のような。

悶々と悩みながら過去の映像を振り返り、脳内で最新の彼を再生する。

観たい。どうしても観たい。

感情のネジが外れたのか、過去映像を観ると涙が止まらなくなった。

 

仕事で休めない、融通が利かないは転職により解消された。子供の術後の経過も良い。(数年前から治療し、大きな手術を受けています。今も経過を看ています。)足枷になっていたことは少し解消された。

家庭の問題は残る。経済的な問題もある。

後一歩を思い切れないでいた。遠征となると子供を問題の多い実家に残していく事になる。

1ヶ月程悶々と悩み、良く泣いた。

 

「どうにかして行けないかな…。行ってきて欲しい。まっすーを観てきて欲しい。」

 

普段口数の多くない娘が呟いてくれた。

基本、過酷な状況でも泣かない母親が毎日のようにメソメソして、不安にさせたのかもしれない。鋼のメンタルが売りの母親が毎日湿っぽい、異常事態だった。

娘は笑いながら「私よりもまっすーとの方が付き合い長いんだから気にしないで行っておいで」と言ってくれた。きっとチケットもどうにかなるよ、と。高校生なんだから自分のことは大丈夫だと笑ってくれた。

確かにそうだが、それでも躊躇われていた。顔だけコピーで中身が私に似ない娘だが、ありがとう。

娘の後押しをきっかけに、言い訳に、怒濤の遠征準備モードに移行した。最終的に娘に甘えることにした。

 

チケットが無くても、現地に行ってやる!!

 

出来る限り家計に優しくなるようにプランを考える。塾や学校の送迎は出来るように。ホテルは立地が不便でも値段重視、飛行機大嫌いな私が格安の飛行機チケットにした。本当に飛行機が苦手なんです。

あれよ、あれよとあちこち手配した。

チケットは天井でもどこでも、入れるならばとTwitterでも見苦しくチケットを探し、タイムラインを荒らした。その節は皆様、本当に申し訳ありませんでした。そして、協力していただいてありがとうございました。立ちんぼでも何でもする気満々だった。恥を捨て去って形振り構わずだった。

今年ファンクラブの規約が変わって、来年も同じように動けるとは限らない。

 

結果として有り難いことに、チケットを譲渡してくれる方々が現れた。

文字通り、泣いて喜んだ。

この御恩は決して忘れない。

いつか恩返しが出来るように努めます。

 

とうとう来月、憧れの東京ドームでパフォーマンスする増田君を観に行きます。

2017年のNEWSツアー、NEVERLAND東京ドーム公演に入れるのです。

 

何年越しだろうか。

あの空間を構成するものの一部に自分もなれる。

様々な事情で参加出来ず苦しんでる人、行きたくて行けなくて辛い人もたくさん居ると思う。

当たり前だと思わずに、入れる喜びを胸にしっかり見届けてきたいと思います。自分自身、いつでも遠征する公演に参加出来る訳ではない。タイミングが合わなければ難しい。

ドーム公演に入った後、自分自身の心境がどう変化するのかも気になっている。

後日、感想を書き連ねると思われます。

 

きっとステージの上の増田君はキラキラしている。