凝り固まった愛を叫ぶ。

地方のお茶の間にてJ事務所のアイドルを信仰している。NEWS増田君溺愛。頭が固い。

我が家の事情と、NEVERLAND東京ドーム公演に行ってきた話③

衝撃的に増田君が涙した『U R not alone』で幕を閉じた10日の東京ドーム公演。

こんなに華やかなのに、始まった途端、終わりが来る最終公演会場の切なさ。

2017年6月11日、NEVERLANDツアーオーラス、東京ドーム公演最終日を迎えようとしていた。

夢の国のお祭りに終幕が近づいてきていた。

 

この日は以前から親しくしてくれていた妹のように可愛く思っているお友達と、その相方さん、御友人さんが声をかけてくださり、記念すべきオーラス公演に入れることになった。

感謝の言葉は伝えても伝えきれない。助けてくれたお陰で、いつもならワイドショー(しかも地元はほとんど入らない)を楽しみにするか、リリースされるまで延々と待機するドーム公演の中に自分が入るのだ。それはそれは夢のような時間だった。

この東京旅行では増田君を好きな仲間とじっくりNEWSについて語り合ったのも素敵な想い出になった。NEWSや増田君について一緒に話していて楽しかったと言ってもらえて、幸せな気持ちになった。好きな気持ちの共有で幸せになれるのはとても素敵。話に夢中で時間が足りないくらいだった。普段家庭でも娘以外とは会話がほとんど無い生活なので、たくさん話せて精神的に癒しになった。広島のお土産や、手土産まで色々お気遣いいただいて、気持ちがとても温かい。たまにしか会えない友人と少しでも会えたことも嬉しかった。会えなくても連絡出来た方にも感謝している。繋がってくれていることが嬉しい。

更に地元でオンエアの無かった変ラボをダビングしてもらえました!念願の!!変ラボです。現在少しずつ楽しんでいる。面白い。

オーラス公演に誘っていただいた皆さんに、公演前に御馳走を食べに行く会にお誘いいただけて、和やかで楽しい時間を過ごした。たくさん楽しいお話をして、笑って癒された。美味しいご飯もモリモリ食べた。

馬肉を初めて食べた!!美味しかったなぁ。馬肉ってあんなにレパートリーあるのね!素敵な人柄の皆さんに心から感謝している。地元だと公演後は自宅に直ぐ帰らねばならず、中々経験出来ない楽しい時間だった。趣味が共通のみんなで集まるのはこんな楽しいんだな。公演スタート前から充実した時間を刻んでいた。

 

NEVERLANDツアー、オーラス。

東京ドーム公演最終日を見届ける為に会場付近に入る。

なんとも言えない感傷的な気分に胸の中が埋め尽くされ、涙目になる。一人で泣いていたらただの不審者である。ぐっとこらえる。札幌で外れた感情のネジはまだ見つかっていなかった。

増田君のクリアファイルが売り切れたと聞いた。嬉しくて小躍りしそうになる。

自分も思わず増田君の団扇を東京で追加購入してしまっていた。北海道から団扇を持参したのに誘惑に打ち勝てなかった。普段衣類系のグッズは手を出さないルールを決めていたのに、ツアーTシャツも購入していた。記念として部屋に飾りたかった。可愛くて格好良くてニヤニヤする。予算を気にせずにグッズを買えたならと考えてしまうが、これが自分の環境なのだから仕方ない。Web連載で顔団扇について触れていただけに、団扇も売切れになったら本人が喜ぶかなと少し考えてしまう。自分が財閥じゃなくてもどかしい。

それにしても今年はNEWSファン内で大人気の増田君。自分はどうしても彼のことを贔屓目で見てしまうから、この人気が世間一般に広がればとんでもない影響力あるのではとさえ思ってしまう。ポテンシャルの高い彼に世間が気がつくのもそう遠くないのかもしれない。想像するだけで楽しみが増す。

 

オーラス前の東京ドーム付近の空気感は前日の雰囲気とはまた少し違っていた。

前日はドーム公演が始まるワクワクしたムードがどこかにあった。楽しみで仕方ない、高揚した感じ。

オーラスは全体的に落ち着かず、そわそわしていた。皆笑顔で楽しそうなんだけれど、この公演が終わればツアーも終わってしまうという現実に、ほんの少しのセンチメンタルさも混ざるような。

悲しい発表がありませんようにと、心の何処かで願っている自分がいた。絶対になんにもない!と言い切れない弱い自分が情けなくなった。Y&J関連では今度こそ大丈夫と確信する度、大丈夫では無かったパターンが続き、もはやトラウマレベルなのかもしれない。

 

前日とほぼ変わらないお席にスタンバイする。バクステとリフター1台が良く見えた。

ああ、このセットを実際に見るのも最後なんだ。全体をしっかり見ておこうとじっと眺めた。素敵な世界観のツアーだった。

例の振り付けは完全に覚えるのは諦めた。多少の間違いは勘弁してもらおう。

自分の中で記念すべきコンサートに4人並びで入れることがとても嬉しかった。昨夜会場を埋め尽くしていたペンライトの星のような黄色い光の波を思い出していた。綺麗だった。ステージからはどんな風景に見えたのか。

「この景色一生忘れないよ。」と言った増田君の顔を思い出していた。涙を流した顔も。きっと今日は元気な笑顔で登場するんだろうなとも思っていた。

各テレビ局や雑誌等のメディア取材のカメラが入っているようだった。囲み会見が無かった様子が少し引っかかっていた。事務所なりの彼らを守る為の策なのだろう。悪い方向に考えるのは止めて、これから始まるステージを満喫しようとスイッチを切り替える。

 

NEVERLANDオーラスのオープニングは圧巻の一言に尽きた。一瞬すら見逃すことが悔しくて、夢中になる。瞬きを忘れそうになる。

増田君はツアー集大成のオーラを身に纏い、2本の日本刀を携えて登場してきた。その様子はワイドショーでもオンエアされた。「七色の喝采〜」の両手の表現、身体全体でNEVERLANDの世界を表すダンス、表情。最高としか言えない。とめどなく溢れる帝王のオーラ。そこに加わる光と音と炎、水。

その後もこぼれんばかりの全開の笑顔、何処かにバネが仕込まれてるのではと疑うほどの跳躍力でピョンピョン飛び跳ね、大きく手を振る。優しい眼差しで客席を見てはファンサービスを繰り広げる。楽しそうだ。全身で楽しい、嬉しいと叫んでいた。この人のファンで良かったなと常々思わせてくれる素敵な人だ。

時に可愛らしく、時に色っぽい。変幻自在に表情も声色もダンスも使い分ける。歌唱力、表現力も年々向上しているように思う。彼の進化は留まることを知らないのだろう。

オーラスの増田君は昨夜のU R not aloneの時のような顔は一切見せなかった。とにかくニコニコ笑顔だった。ファンの前で歌って踊ることが楽しくて仕方ないと、楽しそうな姿にこちらも笑顔になる。そして本当は笑顔の裏で必死に感情をコントロールしているのかと想像して、健気な姿に胸も苦しくなる。

どの曲もダンスは指先までしなやか。歌声は甘くまろやか。美しく響き渡る。何故東京ドームであんなに歌声を遜色無く響かせる事が可能なんだろうか。天井席まで真直ぐに響いていた。音響技術だけの問題では解決しないように思えてならない。永遠に増田君の歌声を聴いていられたらと思ってしまう。絶対に叶わない欲望が抑えきれなくなる。自分はなんて欲深い生き物だと思い知る。

 

この日のMCはNEWSコンサート史上、伝説に残るMCになったと思う。テレビ誌等でMCレポも掲載されていたので一読をオススメします。

ツアー中、至る所で加藤君のソロ曲の『あやめ』が好きだと公言していたメンバー。

MCの流れで「俺達で歌う?」と加藤君をメインステージに置き去りにし、3人はトコトコセンターステージへ。

ファンもまさか本当に歌うの?と騒然となる。

3人はあやめの出だしの通り、コテンと横になる。この時、増田君は完全に寝ているように見せかけて頑なに頭部を床につけていない。流石である。髪が床に着くのが嫌なのだろうか。サラッとこなしていたので、鍛えられた凄い体幹である。

落とされる照明、流れる音楽。

3人のあやめにかける愛と情熱は本物である。完コピだ。

上手い。

やたらと上手い。

歌詞も完璧。

モニターもクレーンも稼働する。ペンライトも制御される。どうやらスタッフさんまで巻き込んでいるらしい。

テゴマスの「ノック!ノック!」のシンクロぶりやら、然りげ無くハモっていたり、増田君のラップのイケてることと言ったら驚きである。声も良ければ、ラップ歌詞も完璧。たまらない。シゲちゃんとはカラーの違う良さ。

小山君は怖がりながらもクレーンに登る。とうとうJr.まで登場する。

なんと良いものを見たのだろうか。

なんと素晴らしい連携プレー。

これ、どうやら打ち合わせもほぼなかったらしい。アドリブでこれをやりきるNEWSメンバーとスタッフ、Jr.に拍手喝采!是非、収録して欲しい。

メインステージに取り残されていた加藤君のお顔も見ものです。その後も加藤君を雑に扱ったり、加藤君いじりは続く。

冒頭の挨拶で声援が少なかったと気にしていた加藤君のために、メンバー順番にファンの声援を貰い、小さい声から徐々に大きく、最終的には加藤君が一番大きい声援になるようにしようと言う当初の提案。打ち合わせがあるから加藤君は奥に行っててとメンバーに追いやられ、ファンには「しーっ、ね?」の無言のジェスチャーのみ指示が来た。

会場のファンを巻き込んでの壮大なコント計画。そこに乗っかるのがNEWSファンの醍醐味。

加藤君を呼び戻し、順にファンが声援を送る。徐々に大きく。

そして待ちに待った加藤君の番…はファン無言。

大爆笑である。

5万5千人無言空間。

阿吽の呼吸で即対応できるのが我々NEWSファンなのかもしれない。メンバーもファンも大爆笑。

勿論、最後に最大級の声援を加藤君に送りました。

加藤君御満悦。ニッコリ笑顔。

増田君が「ヤキモチ妬く。」と可愛く言っちゃうほどの大声援でした。

だって皆シゲちゃん、大好き!!なんです。愛あればこそのシゲちゃんいじり。一番大きかった声援が嬉しくてMCグッズの入ったかごを自主的に下げ、バックステージでスキップしていたらしい加藤君の愛され力よ。なんとも可愛い。もうすぐ30歳の青年である。

こちらも一連の流れを是非とも収録して欲しい。

増田君の1番は東京ドームでしょ?と小山君に話題を振られ、1番では無いけれど特別だと語っていた増田君。彼にとって特別な会場なのだろうけど、そこに来られないファンの気持ちも理解しているから1番とは表現しないのだろうな。1番にしてしまうとそこに来られないファンがどう思うか自然と考えてくれる発言。東京ドームでの思い出を話してくれた。手越君はアリーナが好きだと主張してくれた。テゴマスのこのバランス感覚好きだ。

手越君のヘアピンをシャワーを浴びながら拾う、増田君のエピソードにも癒やされた。お兄ちゃん増田、大好物です。

いつも増田君が口癖のように繰り返す5万5千人が一斉に集まる奇跡。オーラスは他のメンバーも似たようなコメントをしていた。いつもは「まっすー、またその話!」となるのに、染み染みと4人で話していた姿が印象に残っている。

 

増田君のソロ曲『FOREVER MINE』も勿論、最高でした。

前日より更に優しく、温かく、肩に力の入っていない歌い方。一部音階にアレンジも加わった歌唱。東京ドームの天井まで包み込むように、温かい歌声が響いていました。

初日とオーラス、ソロを実際に聴き比べたのも初めてだった。曲が成長した様を目の当たりにして、思わず口から漏れ出た。涙も溢れた。

「来て良かった。」

実際に見て、幸せでした。ありがとう。

公演中、色とりどりたくさんの表情を魅せてくれる声のマジック。増田貴久恐るべし。尊敬する想いが止まらない。

最初は元気に踊る外見から引き込まれて、もちろん容姿も大好きなんだけど、成長を続ける才能に惚れ込み、年齢と共に滲み出てくる人柄でより虜になる。優しくて真面目な一面。情熱を秘めた努力家。自己主張せず当然のように礎になり支えている頼もしさ。全てをさらけ出さないところ。

歌のみ、声のみで表現し、この大きな東京ドームの空間を自分の声で満たし、引き込む。

Jr.としてバックダンサーだった時代を経て、本当に大きくなった。ファンなのに何目線だと混乱するが、なけなしの母性がくすぐられる。

大きなステージに一人で立っていた彼から、どんな景色が見えていたのかな。

 

終盤『流れ星』の時、クレーンの上でスタンド側にかなり大きく手を振る増田君。クレーンの調子が悪いのか、増田君の大きな動きのせいなのか、クレーンがガクガク大きく揺れていた。ファンが心配のあまり声を上げるほどには揺れていた。双眼鏡を覗いていた私も大丈夫かなと不安になった瞬間、ファンを安心させるかのように、自然とアリーナに向けて増田君が投げキッスをした。

にっこり笑顔で。

それも何度か。

たまげた。

増田君は基本的にファンサービスで投げキッスをしない。私がたまたま見かけないだけかもしれないが。ほぼ見ない。個人にしているのは近くで見たことがなかった。

その増田貴久君が付近レベルでもファンに投げチューをした。

正確には「チュ!」っと短めの可愛らしく投げキッス。

良いものを見た。

双眼鏡を構え直してしまった。躊躇いなく投げキッスが展開された流れを目撃し、ここまで成長したんだなと感動する。格好良いな、増田貴久。

 流れ星が来るとグランドフィナーレが待っている。

オーラスのグランドフィナーレ。

本当にツアー最後の『U R not alone』だ。

終わって欲しくない。

でもU R not aloneは聴きたい。

複雑な気持ちが渦巻く。

前日は涙で声が出せなかった増田君。オーラスはしっかり歌い切りました。叫ぶように、力強く。増田君の中の「あの日の僕」に届いたのかな。

増田君はいつも「ありがとう」の言葉をファンに向けてたくさんくれる。こちらこそ感謝してもしたりないのに。気持ちを込めてメンバーと一緒に歌うU R not aloneを全力で歌った。少しでも声がステージに届いていますように。ありがとうの気持ちが届いていたら良いな。

NEWSコンサートはC&Rよりファンに歌唱を委ねるシーンが印象に残る。メンバーの歌唱サポートではなく、ファンの独唱になることもしばしば。メンバーとファンの相互関係を如実に表しているのが面白い。ファンのみの歌唱に対しては、好みが分かれるところではあるが私は好きだ。

 

U R not alone、増田君はタオルを高く頭上に広げて、掲げて聴いていた。アンテナのように広げて、NEVERLANDの文字を掲げていた。温かい目で会場をゆっくりと見つめていた。とびきりの充実感ある素敵な顔をしていた。

MCで夢の途中だけど、こうやって叶っている夢もあると嬉しそうに語っていた増田君。東京ドームのステージに立つ夢はきっとこれからもファンが支えていくはず。もっともっと夢を叶えてほしい。

メンバー4人共、素敵な顔だった。オーラスまで走り切った充足感。

手越君が最後の挨拶で「ドン底」を経験した話をした。そしてファンの笑顔がモチベーションだと。手越君に関してだけではなく、ツアー中、メンバーのプライベートに伴う多くの問題が起こった。

ステージの上では手越君は完璧にアイドル手越祐也だった。歌も笑顔も全力だった。

メンバーがバックステージに見えなくなる。

NEVERLANDの旅は永遠に続くと、Mrインポッシブルのナレーション。

 

NEVERLANDオーラスが幕を下ろした。

 

終わってしまった。

オーラス公演を見届けて、本当に良かった。

感慨に耽りたいところだが、とにかくNEWSコールをメンバーに送りたかった。スタンディングオベーション的に、最高のステージをありがとうと。

今回のツアー、アンコールはオーラスでも恐らく無いと、オーラスのグランドフィナーレを見て感じ取った。

アンコールが見たくてNEWSコールをするのではなく、NEWSコールがメンバーに届けば良いと拍手のように贈りたかった。会場アナウンスが流れてもNEWSコールは収まらず、どんどん大きくなる。もしメンバーが出て来なくてもそれでも構わないと思っていた。

 

メインステージに加藤君が頼もしい笑顔でひょっこり出てきた。

会場からは歓声が止まらない。

拍手も鳴り止まない。

そのすぐ後ろから慈しむ笑顔で手越君の肩をしっかりと左手で自分に強く抱き寄せ、ステージの中央に泣き崩れた手越君を連れて増田君が出てきた。

ステージに出てくる寸前まで手越君を優しく見つめる。その表情は温かく、頼もしいお兄さん。見えない所で、きっと増田君は手越君を支えてきたのだろう。かけがえのない相方。背景に十代の頃の幼い2人が見えるようだった。あの頃は手越君が自然と増田君の近くに居て不安そうにしていた。成長してお互いのスタンスが変わり馴れ合いはしない。でも深い所で繋がり、必要とし、信頼し合っている。テゴマスの信頼関係が大好きだ。時に兄弟のようにもなるのに、仕事では対等。お互いがお互いをそっと支える。言葉にしなくても伝わっているような。2人揃ってバランスが整う感覚。

手越君は泣き崩れて、自分では歩けないようだった。ツアーグッズのパーカーで顔を深く隠し、口元にはタオルを当てていた。

ステージに力強く手越君を誘導した後、増田君は優しく手を離した。そこがとても増田君らしい。ステージまではエスコートするけど、その後手越君自身に委ねる。自分は笑顔で会場を見回していた。とても嬉しそうな笑顔。可愛いのに逞しく、男らしい。

立てない、自力で歩けない手越君を今度は加藤君が優しく抱き寄せ、支えて歩き出した。加藤君の顔に仕方ないなぁと書いてある。手越君が愛しくて仕方ないと。同い年の末っ子2人。キャラクターが全く違うけれど、支え合う2人。

泣き崩れた手越君に感化されたのか、小山君も泣いていた。加藤君の親友でありシンメ。泣き虫なNEWSのリーダー。

加藤君は両手に手越君と小山君を抱えて、バックステージに向かう。少し離れて後ろをゆっくりと増田君が歩く。大歓声を身体に受けて。

加藤君も増田君も頼もしくなった。特に今年のツアーではそれを感じた。底からNEWSを持ち上げつつ、支えてくれている。時にグイグイ引っ張ってくれる。

メンバーは家族みたいだと表現していた増田君。言葉にあまり出さずとも、外野の声もたくさん受け止めていると思う。言葉より行動で、仕事で見せてくれる人だ。そっとファンに気遣ったり、安心させてくれたり。メンバー同士の関係性は外野が口を挟めないような強い絆が感じられた。幼い思春期時代を、苦楽を共にした仲間。仕事仲間だけれど家族的。

 

メンバーは誰もマイクを手に持っていなかった。

 バックステージに辿り着くと、加藤君と増田君でアイコンタクトを取りつつ、打ち合わせをしたようだった。なんとも頼もしい2人。この2人の幼馴染みのようでもあり、仕事で深く信頼し合っている関係性も大好きだ。シンメではないけど、絆が感じられる。NEWSのステージを作り上げる根底の部分を築く2人。この2人がいれば大丈夫と思わせてくれる安心感がある。

加藤君がファンに向けて静かにして欲しいとジェスチャーをする。

波が引くようにスーッと静まり返る会場。

 

「ありがとうございましたぁっ!!!!」

 

会場に響き渡る、4人の肉声。

高らかに上方に向けて放たれた叫ぶような声。

深い、深いお辞儀。

まさにカーテンコールだった。

手越君と小山君は中々頭を上げない。

何を思っていたのか。

拍手は鳴り止まない。

 

メインステージに向けてゆっくりと歩く4人に、会場から少しずつU R not aloneの歌の輪が広がった。

瞬く間にU R not aloneの合唱の輪は全体へと繋がる。ひとつになる。

5万5千人の歌声が4人に向けて、大きく響く。ファンの一体感。

私も歌った。

メンバーへサプライズを贈りたいのではなかった。きっと周りも同じだと思っている。

彼らにファンの気持ちが少しでも届いて、寄り添って支えられたら。愛言葉でもフルスイングでもなく、U R not aloneがベストな選択だったように思う。

幼児のように泣きじゃくる手越君。小山君も泣いていた。

クシャッと笑いながら、加藤君が2人の頭を撫でたり背中に優しく手を添えた。

増田君は会場全体を見回して手を振っていた。

手越君は益々泣き崩れていた。小山君と手越君をお母さんのように優しく抱きかかえる加藤君。会場を慈しむように見つめる増田君。

手越君はしゃがみこんで泣いていた。

手越君の涙は、最初から許しを請うような涙ではなかった。もしかしたらこんな姿は見せたくなかったのかもしれない。出るのをしぶって増田君に支えられて出てきたのかもしれない。

手越君は増田君を呼び止め、増田君に向けて一瞬頭を下げるのかと思うシーンもあった。その時に2人の間に一瞬流れた素の感じが好きだ。増田君の表情がとても優しかった。ステージの上なのに楽屋のような空気だった。小山君が手越君に抱きついて中断された。本当のところはどうだったのか不明だ。手越君は増田君にも気持ちを伝えたかったのかもしれない。形にしなくても増田君はまるっと受け止めているような気がした。きっと何があっても見放さないし、信じてるんだろうなと思わせてくれる。

手越君は強気なスタイルの影で、たくさんたくさん葛藤と自責を抱いていたのかもしれない。あんなに弱い姿をファンに曝け出す手越君は初めてだ。負けず嫌いで強気の手越君。

小山君、手越君の騒動は決して褒められたものではない。耐えられない人もいたはず。真偽はわからずとも、イメージが売りの商売だ。大手の事務所といえどタレントを庇うにも限界もあるだろう。本人達が言いたくても言えないこともあるだろう。幼い頃から一緒でも成長と共に価値観も目指す目標も生活スタイルも変化していく。人間だから過ちもある。願わくばこれからも家族のように支えて、何かあればメンバー同士で補い、正していけるグループであって欲しい。4人でいて欲しい。仲間がいるって素敵だな。

彼らのあの時の気持ちはメンバー全員から多くを語られてはいない。もしかしたら語らないのかもしれない。語ってくれる時が来たら受け止めたい。

多分、私は何年経過してもファンを続けていると思う。

 

オーラスカーテンコールのファンが歌うU R not aloneは、美恋コンのフルスイングや10周年のHappy Birthdayのファンからのサプライズとは全く意味合いの異なる歌声だった。

メンバーも会場で一切コメントをしなかった。

ゆっくりとメインステージに向かいながら、じっと噛みしめるようにファンの歌声と歓声を、拍手を全身で受け止めていたメンバー。

ファンが抱いていた気持ちはそれぞれ違うかもしれないけど、5万5千人が一つにして届けた歌声。

バックステージに姿が消え、本当にNEVERLANDツアーは幕を下ろした。

 

この様子は少しだけワイドショーでも流れた。

手越君の涙ばかりクローズアップされ、編集もされていたから流れとして伝わりにくい印象だった。

発売される筈の円盤にもカーテンコールが収録される事を願う。各自がその光景をどう受け止めるか、ファンの感性も価値観も異なるのだから、皆に届くと良いな。レポや他人の感想からではなく、自分の目で見られたら良いな。

特にメンバーから発表ごとも無かった。

心底、安堵した。

 

私のNEVERLAND旅行も終演だ。

NEVERLAND東京ドーム2日間、どちらにも参加できた奇跡に感謝し、東京ドームから出た。

来て良かった。

天井のゲートから降りる階段で、振り返って東京ドームを見る。涙腺が崩壊しそうだった。

本当に東京ドームに立つ増田君を肉眼で見届けたんだ。

夢の途中でも叶う夢がある。増田君の言葉が胸に染みた。

恋に焦がれた、東京ドームでの増田君。

遠征してきた事も、自己満足なのだ。誰に頼まれたわけでもない。

身近に感じられる距離で見られたのでも無いし、ファンサービスが欲しくて行ったのではない。地元で近くで観てるのに、生活に余裕も無いのになぜ無理して広い会場に観に行くのかと周りからも言われた。

それでもこのNEVERLANDツアーで東京ドームのステージに立つ増田君を観たかった。自分でも理屈はわからない。

オーラスに入ったからといって、その他大勢のファンから何かが変わるのではない。変わるとしたら自分のモチベーション的な問題。

誘ってくれた皆さんと挨拶をし、駅でお別れをした。

自分の使う駅に向けて歩きながら、油断したら泣き出してしまいそうだった。

なんの涙なのか自分でもよく分からなかった。

嬉しいし、楽しいし、寂しいし、切ない。幸せだけど不安も少し。

来年は15周年。

また来たいけれど、クリアするのは難しい事も自覚していた。

次に東京ドームの増田君に会えるのはいつなんだろう。

来れて嬉しいけれど、幸せだけれど、アニバーサリーイヤーに参加できない可能性も高い。家の事情的に難しいタイミングとアニバーサリーが重なる事は予めわかっていた。奇跡が起きてアニバーサリーに参加できますようにと祈っておいた。また来れますように。

離れた所からもう一度振り返り、東京ドームを眺めた。やっぱり大きかった。

 

ホテルへの帰路、東京タワーの横をトボトボ一人で歩きながら、とうとう堪えていた涙腺が崩壊した。東京を象徴する東京タワーが見えたら、本当にここまで来られたなぁと実感が湧いた。

涙が止まるまでしばらくかかった。周りに人がいなくて良かった。見上げた東京タワーもきれいだった。落ち着くまで夜景を眺めていた。

自分の中の劣等感や引け目だった事が、すーっと解けていく感じがした。とことん凝り固まった頭なのだ。

娘から「東京ドームオーラスのまっすーはどうだった?」と連絡が入っていた。

そろそろ泣いてる頃だろうなと読まれていたのかもしれない。

泣きながら返事を送った。

やっぱり娘は私の1番の理解者だ。

ステージの上の増田君は最高に素敵だった。快く送り出してくれてありがとう。留守番してくれてありがとう。娘が背中を押してくれたからここにいる。

アニバーサリーに参加できずとも、NEVERLANDツアー遠征した事に後悔はなかった。

最高のツアーだった。

 

後日、メンバーはラジオやWeb連載、雜誌テキストでも少しずつツアーの感想に触れる事はあった。涙に関しては笑いにしていたり、触れなかったりと核心的な話題にはならなかった。笑いにしたことで賛否もあったようだ。ファンもナイーブになっている。これからゆっくりと紐解かれていくのか、ファンの想像に任せて貰えるのか。

沢山のファンの感想、解釈も拝見した。同じものを見ても感じ方は皆違う。共感したり、新しい発見をしたり、そういう考えもあるのだなと驚いたり。万人が納得できる答えは簡単には辿り着かないな、とも。どんな感情も頭ごなしに否定しない自分を保てたら理想だ。聖人ではないから、受け入れる、受け入れないはある。怒りもするし、ガッカリもする。愚痴も出る。何でも受け入れて流せる器は持ち合わせてないけれど、それでも真っ向から否定するスタイルにならない自分でありたい。

 

今後はNEVERLAND円盤発売を楽しみに待ちます。自分が見たツアーの空間が発売になる(予定)のが不思議な感覚。

NEWSが大好き、増田君が大好きだと再認識できたツアーでした。

東京ドームのステージに立つ増田君を肉眼で、リアルタイムで観たことは自分の中でとてもとても有意義で大切な想い出となりました。

自分は全てを見てきた、応援してきたとは言えない。それは自覚している。4人になってからの節目には立ち合えてないけど。それでも。

出来る範囲で、自分のペースで応援してきた事実は否定せず、これからもマイペースにファンを続けて行こう。増田君のファンだと、もっともっと公言していこう。

上を見たらキリがない。

誰かと比較してもそこには立てない。

私はその他大勢の一部。いてもいなくても変わらないファン。認知されたい欲求もない。認知されているファンはそれも努力の賜物だ。

増田君にとって恥ずかしくないファンでありたい。あんなに素敵な人なのだ。迷惑なファンにならないようにしたいと改めて心に誓う。いつも幸せな気持ちにしてくれて、人生の支えに勝手にさせてもらっているのだ。お金ならある!支出の準備は整っているとも言えない、しがないお茶の間なのだ。せめて迷惑にならないファンでいたい。

13歳でまだ身体の小さなJr.時代の増田君に気が付き、元気に笑顔で踊っていた姿に惹かれた。30歳の素敵な逞しい青年への成長過程を見てこられたのは幸せな事だ。(今は31歳になりましたね。)若くて可愛いファンにはなれないけど、増田君よりずっと年齢は上だけど、上だからこそ成長過程を見てこられた。それは喜ぶべきことだ。

私はどのタイミングからファンになった人でも好きな気持ちや価値観が近い人なら大歓迎で大好きだ。ファン同士のマウンティングは好まない。タレントさんから見たら、誰もみなファンはファンだ。どうせなら楽しく愛でたいと思っている。

 

NEVERLANDからは抜け出せなくて毎日思い出しては浸るロスになっている。けしてメソメソ系のロスでは無い。振り返って想い出に支えられている。

オーラスを経て、自分の気持ちに一区切りつけることができた。

失くしたネジの代わりに、新しく手に入れた感情のネジをゆっくりと締めている。

結構無理したけど、遠征して良かった。

 

後日談としては、増田君がアイドル誌で『Silent Love』の振付けに関わっていたことをひっそりアピールしていた事に驚愕した。あのダンスを踊る増田君がとても好きだったのだが、すっと納得した。

そりゃ、増田君の雰囲気に合うわけだ。

彼の隠し玉はどこで放たれるか予測不可能だ。振付けの才能もあったとは。そしてそれを全面に押し出して来ないあたりが増田君。

振付け、もっと見たいです。

 私は衣装も知識が無い。

音楽もダンスも知識が無い。

でも増田君のプロの仕事ぶりを素人なりに楽しみにしています。

 

ああ、これだからまだまだ増田君からは目が離せない。

大好き。