凝り固まった愛を叫ぶ。

地方のお茶の間にてアイドルを愛でている。NEWS+増田貴久君溺愛。頭が固い。たまに現場にもいる。

当落後に、感じたチケット関連のあれこれ。(改稿)

現在は削除した記事だが、以前チケット交換・譲渡などのチケット活動(チケ活)、チケット業務について触れたことがある。

業務といっても仕事ではない。しかし、趣味に係わる大切な動き。ジャニーズファン、それ以外でもエンターテイメント系のチケットが絡む趣味にはこのチケット問題が常に付き纏う。前回の投稿でもチケット当落問題に触れた。

 

お茶の間から飛び出して、大好きなエンターテイメントを楽しむ、大好きな人に会いに行くにはチケットを手にしなくては何も始まらない。

このブログを読んでいる可能性が高いのはNEWSファンだろう。

NEWS・2018年度のアリーナツアーの当落を迎えたことで、この問題に直面している方も多いと思う。

希望の公演が手持ちに無く悲しい思いを抱えている方、悔しい思いを抱えている方、当選して喜びを噛み締めている方、現場にはたくさんの感情が付属する。申込んだ人が全員入れればベストだけれど、そうはいかないのが現実。楽しい気持ちを抱えている人だけが現場に足を運ぶのではない。

落選した方はとても辛い気持ちになる。当選者も、チケット交換希望者も、多ステ希望者も見たくないかもしれない。周りを遮断したくなるような辛く不安な気持ちになる。アルバムの音源も聴くのが辛い人もいる。

 

私自身は10代中頃からコンサートに通っている。当時は幼いなりにお年玉をため、お小遣いをため、様々な工夫をして資金を集め、好きなアーティストさんやアイドルのファンクラブに入会して自分でコンサートに入ってきた。もっと幼い頃はコンサートに入りたくても両親から理解されず、入れなかった。我が家はテストで良い点数を取ると報奨金が出るシステムだった。学生時代の私はとにかく勉強して好成績を残し、報奨金を手にしてきた。両親からバイトを禁じられていたのでその代わりの報奨金。ひたすら勉強してテストの度に報奨金を手にしてきた。満点をとると時価。因みに今では脳細胞は死滅している。想像に容易いポンコツである。

その頃は遠征も多ステは夢のまた夢で、地元公演に妹と入るのがやっと。往復の交通費も考え、グッズが欲しければ代金を考慮しなくてはならなかった。姉妹で工夫してチケットを入手していた。今よりチケット代金が安価だったことも幸いしていた。いつか遠征して記念公演に入りたい、複数公演に入りたい、グッズも躊躇いなく買いたいと夢見ていた学生時代。

 

当時からダフ屋は存在していた。

幼い頃はあの咥えタバコのおじさんはなんなのか、どうしてお姉さん方が集まっているのか、なぜいつも似たようなおじさんがコンサート会場付近に居るのか、チケットが余ってないか声をかけてくるのはなぜかと不思議だったが、徐々に理解することとなる。おじさんと顔なじみのお姉さんは何人もいた。

昔から座席にこだわってお金に糸目を付けない層は存在する。常に最前列にいる「いつもの」人々は存在した。バンドでも必ず最前列にいる人は大抵似たような顔ぶれ。金券ショップに人気公演前列のチケットが高額で販売されていた頃もある。

 

同じ相手を大好きで集まったファンだが、その価値観は個々に異なる。十人十色とはよく言ったもので、数万人いればそれだけ価値観が異なる。自分と全く同じ価値観の人に巡り会うのは奇跡。中々に困難だ。より価値観や常識の線引が近い人を見分けてコミュニティを構築する。

全く価値観の異なる人と交わることになると異文化交流だ。常識のラインは完全に違う。そのことに対してお互いが疑問に感じたり、憤ったりする羽目になる。言語は共通でも内容は全く噛み合わない。

チケット取引のいろは・常識は誰かが懇切丁寧に教えてくれるものではなく、自分で経験して、周りから聞いてひとつひとつ学んだ。最初は手探りで、たくさん助けられた。長年経験を積み重ね、システムや環境も変化して今に至る。自分が経験した範囲や知り得た知識の範疇でしか答えられないけれど、友人・知人から尋ねられれば分かる範囲で答える。

私は大好きな趣味で苦痛を感じたくない。悲しい気持ちや、不快な思いを抱きたくない。そして、そんな思いを見たくない。

 

親切で優しく思いやりのある方がいれば、その反対の存在が必ずいる。チケット活動では自分と全く違う考え方の人がいると想定しなければ危険。

相手を利用する目的、詐欺に巻き込もうと最初から狙っている人。黒い存在はどこにでも潜んでいる。多くの人に紛れて良くないことを企んでいる。最初から疑いたくないけれど、趣味に関して長い年月をかけて私自身も学んできたたくさんのこと。

ファンの行動、取り巻く環境が大好きなタレントさんの、アーティストさんのマイナスイメージに結びついてしまわないように、私自身も気をつけたい。近年は特に意識している。

 

他のアーティストさんではあまりないことだが、ジャニーズのコンサートは最近まで先払い方式で行きたい公演のチケット代金を振込用紙に記載して振込み、抽選結果を自分で電話確認するシステムだった。先に振込みのための資金も用意せねばならなかった。当落確認の回線が少ない時代は混線で繋がらず、鬼電話だった。回線数が増えたと思ったら、ほぼWeb申込みへと移り変わった。先振込み時代、数十万円の投資は当たり前に聞く話だった。全公演申込む猛者も多く見かけた。過去もソロコンサート等Web申込みだった公演もあったが、嵐以外の大半はしばらく先振込みシステムだった。

落選の時は届いた書類を手に郵便局窓口で返金手続きを行う。書類が届くまでは資金も戻らない。いつ返金書類が届くかも不明。落選したのに手間ひまかけて、手数料も引かれてマイナスになる虚しさ。その煩わしさが無くなったことは大きい。当選後に支払う方式はその点は良い。

 

ジャニーズのコンサートは申込多数につき、予定公演日以外・同日予定時間以外への追加公演へ振替当選、別会場への当選など当初予定していなかった公演に回されることがある。申込時に全国全ての会場を希望する「どこでも良い」を選択していなくても、稀にある現象。

追加公演で開催が決まった、当初予定に無かったドーム公演に勝手に回されたなどの例である。友人と申込協力をして、お互いが同じ公演に当選してしまうこともあり得る。回された公演にどうしても都合がつけられずとも、キャンセルも叶わない。当選しても素直に喜べない事態に陥る。

嵐においては同行者も予め登録するシステムなので、本当に同行する人同士での申込みならば重複当選はまず無いのが表向き。

 

手持ちのチケットを確保したら、目的に向かって各自行動を開始する。

協力できる仲間に恵まれて、コネクションが太い方は自分のコミュニティで解決できる。それは誰しもにあるものではない。自分で解決できなければ、外側に向けてアクセス・コネクトする必要が出てくる。近年はインターネットの普及でSNSが手軽に利用できる。便利な時代だ。

自分の入れる、入りたい公演とのチケット交換を探す。

同行者を探す。

重複当選の場合は譲渡先を探す作業が待ち受ける。

自分が行けなくなっても空席にしたくなければ譲渡先を探す。

完全に落選の場合はチケットを譲ってくれる人を探す。

その際、何を最優先にするか。

条件はその人のその時に望むものによって大きく変わってくる。

金額、座席、枚数、公演日。

選択したものによって取引内容も変化する。

神席。

良席。

クソ席。

この名称をSNS等で見かけたことがある人も多いだろう。

何をもってその座席をそう称するか、その人の価値観によって変わると考える。

紙チケット時代は座席が判明してから交換やチケット業務に動く人のほうが多かったと思う。座席にこだわるファンは多い。こだわるポイントは個々で異なるが、各自こだわりがある。

ジャニーズのコンサートは基本的に一律座席の値段が同じ。抽選で巡ってきた手元のチケットを交換するなら、より条件の良い人と交換したい。自分の手持ちにより近い座席で探したい。そんな方々が「同等席希望」だ。

座席不明のまま焦って交換を確保したものの、自分の手持ちがアリーナ、相手が立見。顔も知らない他人に対して義理を感じず、平気で裏切る人はたくさんいる。自分がより良い席で入りたい欲が勝る。口約束ほど当てにならないものはない。

大切なチケットがぞんざいに扱われたり、詐欺被害にあったり、良くない話を耳にする機会が増えた。近年はダフ屋や業者以外が手軽にチケットを取引できる環境が揃った。

コンサート事務局は原則チケットの譲渡は禁止している。トラブルが起きても自己責任だ。

 

座席にこだわる方は、徹底的にこだわる。

自担の立ち位置にしか入りたくない。自担の視界に入る、至近距離で自担を確認できる席を重要視し、そこに入るためならいくらでもお金を出す。お金を積んででも自分が納得する座席に入りたい。そのお金は事務局やタレントさんの元には入らないお金だ。それでも課金する。

その人にとっての「神席」は価値観によって変わる。たとえ最前列でもそこに自担がいなければたちまち「クソ席」なのだ。私はこの呼び方は好まないが、アリーナだろうが花道近くだろうか自担が遠ければ「クソ席」だという人はたくさん見かける。

ファンサービスを重視する人はタレントが立ち止まったり、近くを通過する座席にこだわる。初日公演以降、具体的にステージ構成、動線が見えたら取引は更に活発になる。

 「相場理解」という言葉はアイドルファンにかなり浸透したように思う。

その言葉を当たり前としている人には定価主義者は理解されない。永遠に平行線。相手から見れば定価に固執する意味のわからない人に見えている。どんな手段を行使してでも、絶対に自分の希望した座席に入ろうとする人は存在する。良心に語りかけても、非難しても考えを改めることは難しい。

私はSNS上の学級会は好まない。価値観の異なる相手を否定しても平行線だ。バッシングのし合いも好まない。関わらないようにしている。取り締まるのは事務所や経営側だ。犯罪は当然見逃せないが、過剰な通報合戦の挙げ句、グレーゾーンで交換などしてきたファン層にリターンが来るのも切ない。

SNSで普段使っているアカウント以外を取引用に準備し、トラブルがあればいつでも削除できるようにしている「取引アカ」はリスク型の典型例だ。アカウントを分けるからには、何らかの理由があってそうしている。取引アカからはその人そのものが透けて見えない。タイムラインにはチケツイばかりが並ぶ。どんな方と繋がっているのかも不明瞭。意図的にそうしているのだ。

「サイトを通じたお取引」やら「当選確率アップ」やら、謎の条件が記載されているものは警戒して間違いない。

最初から定価以上を希望しての取引、先振込みの要求。危険なワードはそこらにゴロゴロしている。チケットが手元にないのに金銭だけ先に支払うリスクは大きいことは理解しなくてはならない。

 

チケットを探している人でも注意しなくてはならない記載は「定価+手数料〜」「即決有」「金額は要相談」だ。

決して定価で探していると記載していない。定価以上でも対応する意思があるのに「相場理解」のワードを使わないだけでほぼ同意。そういった方に譲ったチケットがどうなるかを良く考えなくてはならない。その人が譲る側の時には定価以上で取引する可能性がある。複数枚譲っていた場合、相手が同行者を定価以上で探す可能性もある。

意外と定価取引主義の声を上げている人が微妙な記載のチケツイリツイートしているのも見かける。定価以上の取引に協力しているのと同意。定価取引以外を批判しているのに定価外希望をリツイートする。批判しているはずの定価以上取引希望者をタイムラインに拡散させる。リツイートも人柄に結び付けられてしまう可能性もあると忘れてはならない。リツイートする際は内容をしっかり確認したい。

 

どんな座席でも、立見でも公演に参加できれば良い、定価以外では取引はしないという方も多い。私はこのタイプだ。

自分の手元に巡って来た席で楽しむ。肉眼でその公演を観て、体感できれば満足なのだ。座席に恵まれれば幸運に感謝する。

ジャニーズファンの中には最後まで丁寧に応対してくださる方もたくさんいる。自分でちゃんと見極めれば素敵な縁に繋がる。チケット取引を行うならば、それなりに知識を弁えておくことも大切なのだ。

 

アリーナ席や前列、花道横、ステージ付近だと直ぐに「神席」と騒ぎ立てる人もいる。

手持ちが前列だと高額取引する人も多かった。前列に座っていると「お金を払うから席を変わってくれ。」と声をかけられた経験もある。断ると暴言を吐かれた。

譲ったチケットが「再交換」され、どんどん他公演との交換に回され、自分名義のチケットがどんな扱いを受けるかは予測もつかなくなる。転売サイトやオークションに出品される可能性も否定できない。チケットには会員番号や名前も入っている。知らないうちにブラックリスト入りのリスクはある。

 

自分がどんな相手とチケット取引をするか。それは私にとって、とても重要だ。

探している公演、入りたい公演。誰もが血眼で探している、自分の入りたい公演のチケット。

SNS掲示板で希望に一致する投稿を見つけると思わず飛びつきたくなるが、まずは冷静に判断しようと努めている。

現場違い、グループ違いの手持ちのチケットで「イレギュラー交換」を探す人もいる。

手持ちが明らかに良い席だと分かった頃は少ない枚数から差額負担にて「枚数違い」の交換も行われていた。

自分の希望する条件、相手の希望する条件が一致するかの確認はとても大切。

 

デジタルチケットへの移行は高額転売を防ぐ目的も大きい。

ダフ屋じゃない個人が高額でチケット取引をすることが近年は恒常化。遠征費にあてがう人もいるのだとか。警察沙汰になる例も増えてきた。逮捕された人の低年齢化も目立つ。

以前はそれなりの知識やコネクションがある層が多ステをしていた。SNSが普及していない頃、ファンの横の繋がりはとても大切だった。私は古すぎる人間なので昔のことは割愛する。

ネット環境が整って掲示板やサイト、メルマガを使ってコネクションを広げた時代。mixiを活用していた時代。Twitterが世間に普及した。段々とオークションサイトが増え、チケットに特化したものも登場した。

Twitterが普及してからは格段に多ステする人は増えた。チケットを気軽に探せるようになった。多ステ組を把握してなかった人からは何公演も入ることや、会場から出た途端に次の公演の入場列に並ぶ姿を不思議そうに見つめられたのも懐かしい。

今では多ステはお茶の間ファンにも知れ渡っている。多ステしようとチケットを次々求めているだけの人も多く見かけるようになった。

その分、落選が多い人気公演だと批判の声も聞くようになった。落選した人の気持ちを考慮すべきだと。落選側にまわりチケット譲渡者を通報する行動に繋がった人も見かける。

 

デジタルチケットになっても、良席で入りたいという人は多い。目的は各々違っても座席を把握したい人はたくさんいる。ファンサイドは諦めない。なんとかして座席予想を展開し、推理合戦だった。

ジャニーズ事務所はデジタルチケット現場の紆余曲折を経て今に至る。

初期は写真登録申込みにも関わらず、目視で顔写真と比較する甘い名義確認。

管理番号を集め検証すると、ある程度座席予想が立てられる仕組み。結果高額取引される。

発券したらそもそも座席がなく、公演に入れず返金される。

同行者に分配可能だった頃は先に入った人が全て発券し、後から来た人が入れないトラブルもあった。

最初にデジタルチケットを表示した端末でしか表示できなくなる公演もあった。

兎に角、色々な騒ぎがあった。

バッテリーが足りなくなる、端末が突然故障する、突然水没する、パスワード間違いでロックがかかるなどハード面の問題や人的ミスもあり得る。身分証明できない場合は為す術がない。

 

最近ジャニーズ事務所のデジチケシステムもようやく固定されたと感じている。

基本的にはファンクラブの会員番号とパスワードによってデジタルチケットを表示可能なサイトにアクセスし、バーコードを表示する。

デジチケの分配は不可。

スクリーンショットでの入場も不可。

同行者は全員揃って入場するシステム。入場時に揃わなければ不在分の座席は発券されない。

管理番号などから座席の予想がつかないランダム方式になった。ただし、立見や車椅子席、異なるゲートから入る座席などは先に把握が可能だ。(札幌ドームのスイートシート等)

ガラケーからの申込みはデジチケの表示機能問題で出来なくなり、アナログのはがき申込枠は生き残った。はがき当選はデジチケ配信ではなく別に封書でICバーコードの印字されたものが当選先に届く。

 

デジチケは申込みから当選までがスムーズというメリットもあるが、デメリットもある。

記念になる半券が手元に残らないという心理的な悲しさだけでなく、取引的にもデメリットがある。

紙チケット時代は公演前に手渡しで先に取引も可能だった。地方公演のチケットの都内で「事前手渡し」希望などがその例。

当選者が会場に行けなくても先に紙チケットを取引相手に手渡すことで取引可能だった。入る予定の公演以外も手持ちとして確保し、取引に使う手段はよく見かけた。交換する場合も同様。現金精算しない人も事前にチケットを交換で手渡すことができた、受け取ることもできた。但し、チケットを先に手渡すということは後から半券を回収希望でも個人情報は流出する。取引相手が更に交換、転売する可能性は念頭に置かなくてはならない。

近年は名義人の名前やファンクラブの会員番号の記載された「半券返却」を希望する取引、本当に譲った人が入場するか確認する「同時入場」も増えていた。申込みに悪用されたり、名前を悪用されるリスクを避けるためにも大切だと思う。

 

取引の腹いせにブラックリストに登録させようとコンサート事務局に通報する人、座席の番号を控えて気に入らない人を通報する人もいる。会場で悪目立ちする人にチケットを譲渡してしまうと知らぬ間に名義人が通報される可能性だってある。

私自身、アリーナ席で小学生位の子供を椅子に立たせて団扇を数枚頭上に掲げていた親子に「見えないです」と注意したのが気に入らないと、その親子に椅子を蹴られたり暴言を吐かれたことがある。キスマイの現場だった。

私自身も座席で通報しようかと思った経験はあるのだ。そのチケットがその人の名義じゃなければ迷惑をかけるから耐えた。公演中もこちらの番号を確認したり、通報するような人はいるのだ。

ジャニーズの現場に数多く入っていると、とにかく色々な人に巡り会う。

 

同行交換の人と取引をし、いざ会場に入ったら事務局に呼ばれて無効チケットだった話も聞く。実際に「ドナドナ」される人は何組か見たことがある。ドナドナとは名義確認などで事務局に連行される様子を指す。取引相手のチケットがオークション等で入手したものだったらあり得る話。とにかく個人取引は非公認のリスクが伴う行動ということを忘れてはならない。チケットは金券だ。取扱に細心の注意は必要。

 

後払いになってからのリスクのひとつに「入金忘れ」もある。当選していたはずなのに、当選者が入金に行かなければ無効となる。その人と取引をしていたなら、成立した後にドタキャンパターンだ。

申込みを手当たり次第行い、当選したものの資金を用意できずに当選を流す人も少なくない。入金のための資金が無い人で先払いを要求し、資金調達する人もいる。

チケット代金後払い方式では当選したのに入金しなかった枠の繰り上げ当選を必ず見かける。

公演まで定期的に復活当選も聞く、制作開放席の申込みも直前に大抵行われる。取引の際に取り決めておかなければドタキャンの原因にもなりかねない。

 

デジタルチケットになって手持ちのカードを確認するスピードが上がった。チケット配送を待ち、青色の封筒を開けて座席確認することも不要になった。

今回NEWSファンは当落後かなりの速度で取引に動いていた。本当に大丈夫だろうかと心配していた。NEWSのデジチケ現場は初めてだった。

デジチケ取引に慣れている人は、それなりのリスクを踏まえた上で条件を提示して取引しているはずなので大丈夫だろう。後からこんなはずじゃなかったと後悔しないように行動して欲しいなと老婆心を隠せずにいた。

 

デジタルチケットに変わり、同行交換(交換した者同士、お互いがそれぞれの公演に入る)以外は少し面倒だ。交換でもお互い同時入場ならば情報管理も難しくはない。

デジチケでの同時入場希望はシステム的に同行者の同時入場が義務付けられたからだ。発券が同行者全員分一度に行われる。

手持ちのチケットが重複した場合、数組に分かれて同時入場し、中に入ってから席を選ばせてもらう条件で取引されているのを多く見る。手持ちのチケットのうち、より良い座席を選んで入るパターン。複数当選時はデジタルチケットを表示出来る端末を自分で複数用意しなければ、取引相手の端末に個人情報を入力することとなる。ログアウトしてもらっても、一度は他人の端末で個人情報を晒す。そのリスクは忘れてはならない。

自分が会場に入らずに完全譲渡となると、個人情報のみを動かすことになる。ファンクラブの会員番号やパスワードを第三者に知らせるのだ。とても怖い。

譲ってもらう側は当選者に金銭を支払い、個人情報を譲り受ける。その後パスワードを変更されてはデジタルチケットの表示も行えない。その逆に譲った相手に個人情報を悪用される可能性も否定できない。ファンクラブの会員サイトから見える情報、登録変更など何ができるかはみなさんも良くご存知だろう。

デジタルチケットでの譲渡トラブルが多いのは良く聞く。自分自身もコンサートに申込む際は個人情報だけの譲渡にならないように考慮して申込む。予想通りに行かないこともあるけれど、出来るだけは考える。

理解した上で取引しているならば構わないが、そうでない場合紙チケットと同様に動いていては詐欺やトラブルに見舞われる。

 

座席が分からない状況での交換取引で、自分の手持ちが先に行われる公演だとする。

そこに立見が配信され、相手が立見だと知るとそれきり音信不通になるパターン。会場で立見と知り、雲隠れする人もいる。複数キープして仲間内で分け合う人もいる。これは紙時代からあったこと。トラブルを回避するために当日まで座席を伏せる取引も多かった。

同日公演の昼と夜で交換予定、金銭支払いを発生させず自分の手持ちチケットで交換予定の方と先に公演に入る。

雰囲気も、感じも良い方で名前も住所も電話番号等、個人情報の交換も済ませていた。実在する住所だとも確認していて、信用して一旦別れる。

ところが、約束の時間になっても取引相手が現れない。連絡先も連絡がつかなくなる、のパターンはテンプレート。

もう自分の交換する手持ちもなく、その公演に入れない上に、チケット代金も回収していない。無償でコンサートに招待しただけになる。個人情報が本物なら、後日金銭の要求に動くことも警察に相談も可能だが、手持ちの情報が無ければ動くことも難しい。

余程プライベートで親しい、顔見知りなら後から支払いもあり得るが、私は分配不可のデジタルチケット交換は必ずその公演ごとに精算したい。紙チケット時代から初対面の方とは慎重に話を進めてきた。悪意がなくても、万が一、取引相手が会場に来なければ公演には入れない。チケット代金も貰っていない状況になる。

相手を信用している、していない論ではない。取引を進めている段階である程度関わることを決めた相手だ。全く信用していない訳ではない。何があるか分からないから堅実な対応策を選択したいのだ。

私も過去は都度精算をしない時期があった。でも今は必ず都度精算をする。

チケットは金券だ。交換予定のチケットを形として手元にもらえないならば、一緒に入る時に金銭で支払いをする、それだけのこと。これを了承してもらえなければ取引しないことにしている。仲間内で顔見知りならここまで厳格にしないが、初対面だと徹底している。同日公演でも、翌日公演でもだ。

紙チケット時代でさえ交換相手に逃げられた話はよく聞いた。譲った座席に納得しなかった、同行者が気に入らなかった、最初から交換するつもりが無かったなど理由は多岐に渡る。

悪意が無くても相手が来られなかった時、既に自分が交換に出したチケットの精算が済んでいれば金銭的にはマイナスにはならない。資金もあれば探すことを諦めずに済む。

 

私は当初、未成年の方との取引は断ってなかった。トラブルが続いてから現在は未成年の方とのお取引は避けている。学生は成人されていて収入がある方は考慮している。

お金を支払えない、値下げしてくれ、親に反対された、連絡が的を得ないなど様々なトラブルの元になったからだ。未成年のファンもコンサートに入りたい気持ちが分かるだけにもどかしいのだが、トラブルは辛かった。

 

年代重視で自分が譲るときは同年代の方を希望する人もいる。そういう方がチケットを探す時は手当たり次第声をかけているのを見ると、同年代と入りたいのが本音なのだろうなと思ってしまう。

万が一譲ったとして、親しくなれるだろうか。本当は同年代と入りたいのだ。世代差があるファンを何らかの事情で避けたいのだ。今後良い縁には繋がると思えない。

 

チケットを必死に探している時に甘い言葉をかけられ、先払いを希望されることもある。チケット取引に先払いはタブーだ。少なくとも自分なら先払いは絶対に指定しない。形態が現金でないなら特におかしいと思う。

Twitter等で気軽に取引できるようになった分だけトラブルの声はあちこちからたくさん聞く。

本来なら大好きな人に会える、大好きな場所のコンサートや舞台。

自分の身は、自分の手持ちのチケットは自分で守らなくてはならない。

私はチケット取引には慎重になる。面倒くさいと思われても構わない。そう思う相手とは取引は望まない。一緒に入ってもきっと楽しめないだろう。

 

私は交換だけでなく、チケットを譲る側に立つことが多い。

昨年はNEWSの遠征を突然決め、手持ちが無かったので探す立場に立った。

これまでチケットを譲って良かったと思える関係性になった方はたくさんいる。

その逆で、二度と関わりたくないと思った方もいる。たくさん交流のあったフォロワーさんでもだ。

 

嵐のチケットを譲り、譲ったチケットが1枚なことが不服(最初に伝えてあった)親子席でしか嵐のコンサートに入っていなかったから、親子席より座席が後ろで物足りなかったと言われた(ドーム公演で比較的前段を譲った)。待ち合わせにも遅れてきた上に、迷ってこちらが探し出した。そのことに対しても笑って済まされた。お礼を言われたくて譲るわけではないが、当たり前だと思われるのは心外だ。勿論関係は断った。

チケットを譲った後にお礼の前に「また何かあったら譲ってください。」とはっきり欲を丸出しにしてきた人もいた。私との関係は譲って欲しいから保つのだ。私の譲るチケットが良席が多いから関わりたいと口にする人もいた。普段私とは関わらないけれどチケットを譲るとツイートした時だけ寄ってくる人もいる。そういう人は仲間内を誘うことはあっても私にチケット譲渡の声をかけてはくれない。

チケット取引の時期は人の欲望と向き合わねばならなくなる。仕方のないことだけれども。自分も欲深いから希望の公演に入ろうとしている。

慎重に検討することに対して面倒だと感じる人もいるだろう。検討した結果条件に合わず譲渡できずに断ったり、非常識な連絡にブロックしたこともある。その腹いせに嫌がらせを受けたこともある。

 

私自身、利己的な人間だ。自分の希望は優先する、欲深い。こんな強欲な自分だけれど、自分が相手にどう思われるのかは考える。礼節は保ちたい。譲って良かった、一緒に入って良かったと思ってもらえたら嬉しい。

受けた恩は出来るだけ返していきたい。チケットで返したくても希望の公演が手持ちにあるとは限らないから思うようには行かないけど、出来ることから返していきたい。ギブアンドテイクの関係性が保てない人とは時間とともに歪みが生じやすい。

たくさん名義を所持しているのかと尋ねられることがあるが、細々と地元中心に楽しんでいるお茶の間寄りの存在だ。手持ち名義数を友人に話すと驚かれる。基本的にはリアル身内しか助け合えない。外れる時は見事に外れる。

 

チケット取引の初期連絡や文体は人柄を表す。私は基本的に堅い表現を使う。相手の年代も分からないし、初めて関わる相手なら尚更丁寧に対応したい。

たくさんの連絡をしている、片っ端から連絡する人が多いのも知っている。SNSでの取引は数と時間が勝負な雰囲気も伝わる。コピーした文面を貼り付けているだろう人も多い。効率は良いのかもしれないが業務的だなと感じる。ドタキャンしないと連絡してきたそばからキャンセルする人はそのパターン。秒で動いているのは理解するが、表現はある程度選ばなくては的外れに感じる連絡もある。

自分が譲ってもらう立場ならば、出来るだけ相手の希望も考慮したい。受身にはならずこちらから連絡をしっかり入れたい。自分だったら何を知りたいか、相手に何を知らせたいかを考える。

私の個人的好みだが、取引連絡はTwitterのタイムラインを荒らしたくない理由と、文字制限が無いためダイレクトメールで返信を希望している。

連絡には面白いほどに人柄が出る。あまりにも端的すぎる自己紹介だけの連絡、挨拶もお礼も記載しないような人もいる。「検索から来ました。チケット欲しいです、連絡待ってます。」だけ記載する人は実にたくさんいる。面倒と感じるとレスポンスが返ってこない人。こちらが動かなければ譲ってもらう側でも完全に受身の人もいる。

上からものを見ているように取られたくないが、手持ちのチケットは慎重に取引したい。一緒にコンサートに入るなら特に。百近い連絡が一気に押し寄せることもある。読むにしても時間は必要。

丁寧で、その人の人柄が伝わる文面、嘘で飾らず気持ちが込められた内容だと目を引く。誠実に対応してもらえそうな方と取引は進めたい。

見当違いや条件違いは論外だ。

取引経験も浅く、知識に不安があるとみなされたら不成立になることもある。まずはある程度調べて動くことは大切。現代社会は趣味世界のコアな問題もインターネットである程度解決できる便利な世の中になった。

 

私は不規則な仕事に就いており、休み取得がはっきりしないため、何パターンかを想定し、余裕を考えて申込む。

連日あちこち睨めっこして考える。

いくつか声もかけた。

相互さんで落選した方、お世話になった方、気になっていた方に声をかけようか悩む。

手持ちのチケットは余っているチケットでは無い。一緒に入って良かったと思える人と入りたい。

今年も素敵な縁に繋がって欲しい。

周りでトラブルに巻き込まれる人が現れないで欲しい。

たくさんの人に最後まで素敵な思い出がたくさん残りますように。