凝り固まった愛を叫ぶ。

地方のお茶の間にてアイドルを愛でている。もはや信仰。NEWS・増田君溺愛。頭が固い。

EPCOTIAリリースおめでとう&Thunderの衝撃①

2018/03/21

3-2-1-GO!の日にNEWS、9枚目のアルバムリリースを迎えた。

もうすぐ結成15周年を迎えるNEWS。

この記念すべき年に放たれたのは、前作NEVERLANDからその世界観を受け継ぐ宇宙旅行をテーマとしたコンセプチュアルなアルバム『EPCOTIA』だ。

 

NEWSのアルバムは『White』から大きく方向性が転換したように感じている。

いくつかのシングル作品を散りばめ、今メンバーがやりたい要素、メンバーの個性を持ち寄ってタイトルテーマを固めていくアルバム構成から、ひとつの明確なコンセプトを打ち出し、それに沿ったものを作り込むようになった。ファンタジー世界のような物語が主軸となり、色とりどりの楽曲が集まる。アルバム全体としてストーリー展開する。作品内に起承転結がある。歌でお芝居をするミュージカルとは少し異なるが、アルバムの流れ全体を聴いていると曲の持つ情緒でストーリー展開を感じさせてくれる。

おそらく今のNEWSの作品はメンバーが周りからの提案に受身なのではなく、自らやりたいことを発信していると思う。自分たちが挑戦したいこと、魅せたいことだからこそ、より彼らが輝いて見える。

コンサートではメンバーがアルバムの世界を現実世界へ具体化し、歌い舞うキャストになる。これが現在のNEWSにしっくり来た。

正直、NEWSは年間シングルリリースが多くない。コンセプチュアルなアルバム制作への転換はシングル曲の少なさを逆手にとり、彼らの良さを際立たせた。少ないシングル曲を上手くテーマ世界に組み込みつつ、アルバムのためのオリジナル曲で徹底した作品構成を楽しめる。コンセプトアルバムを色濃く作り上げることが可能だ。

面白い試みだと思った。

衣装プロデュースも、コンサート演出もメンバーである増田君自身が中心で行う。彼はメンバー内で誰よりも多くの舞台やコンサートを観客として観に行き、様々な知識を取り込んでいる。交友関係も幅広い。驚くような場所から増田君の名前が登場したりする。基本彼からは明かされない。増田君がコンサートの監督の役割を強く果たすようになり、NEWSのコンサートの魅力は増した。

衣装も、ステージもメンバーの思い描いていたものが形となり、コンサートがアルバム作品と共鳴する。コンセプトが明確になり、色濃くなる。アルバムとコンサート、ふたつが組み合わさり、さらに素晴らしい魅力的な作品に進化する。

アルバム制作・コンサート制作共に、NEWSが絶対的信頼を寄せる楽曲制作陣、振付チーム一丸で動く印象だ。メンバー含めとことんテーマを掘り下げ、肉付けして作り上げていくスタイルを徐々に強めた。

 

そして辿り着いた、昨年度の『NEVERLAND』の世界。

NEVERLANDはNEWSのコンセプトアルバム色を全面に強く打ち出した作品だった。楽曲制作陣に少プレで出会った新たな風を吹き込み、NEWSの楽曲が更に洗練された。

徹底した作品世界観の提示、INTERとして曲間にストーリーテラーが存在する。アルバムの中では実際に物語が紡がれていく。

アルバム構成、コンサート演出、その全てにファンタジー要素を強め、アルバムの初回特典に本物の鍵が付属する。ファンはリアルな鍵を手にして、NEVERLANDの世界に足を踏み入れる。

特典映像ではNEVERLANDの世界を映像化して見せてくれる。NEWSメンバーはアルバム初回特典に付属した鍵を作る工場で働く小さな住人。風船で誰かの元へと鍵を飛ばす。

アルバムジャケットではゲートへエスコートしてくれる案内人。

コンサートではゲートの番人にもなる。

NEWSメンバーはどんなキャラクターにも変化する。

聞き手は手にした鍵で扉を開け、NEVERLANDへ旅をする。

この視覚と聴覚両方からの想像力の刺激が心地良く、心を踊らせてくれた。リアルな鍵を手にしたことで実際に「触れる」感覚もプラスされた。

コンサートは更にNEVERLANDを具現化した世界。ファンが一緒に体感できるエンターテイメントでもある。セットも、演出も、グッズも、全ての要素で異世界へ誘ってくれた。

ペンライトは鍵モチーフ、タオルはNEVERLANDの国旗。パンフレットにはNEVERLANDの地図。グッズもその世界へ更に入り込むためのスパイス。

NEVERLANDは新生NEWSの真骨頂ともいえるアルバムであり、ツアータイトル。NEVERLANDの世界でNEWSはとても輝いていた。魅力的だった。

コンサートも回を重ねるごとに観客を虜にし、惹き込んだ。

NEWSはメンバー希望でネタバレ厳禁のグループ。コンサートで披露された楽曲や演出を公にネタバレできないもどかしさを抱えつつも、SNS上でNEWSのコンサートが何だか凄いらしいと話題になった。他グループファンからはコンサートの詳細は分からないけれどとても良いらしい、でもネタバレは駄目らしいと不思議がられた。

コンサート開催期間中、一部メンバーが様々なトラブルに見舞われた。それに伴うファンの心情、外野の動き諸々を排除して考えても、NEVERLANDツアーは作品として素晴らしかった。ファンのセンチメンタルな感情で祀り上げているのではなく、作品として素晴らしく、心を揺さぶられた。

ほぼ生歌でコンサートのステージに立つNEWS。曲の世界を表すために、難易度の高い振り付けでも踊りながら歌う。

NEWSのコンサートはひとつのお芝居、舞台を見ているような、観客の自分も演出として参加している気持ちにさせてくれる。ただ楽しんで見ているだけの受身じゃなく、操作されて参加しているのでもない。自らステージに参加している気持ちにさせてくれる。独特の距離感。遠い存在のはずなのに近く感じる。

NEWSは魂を削るように歌で気持ちを叫ぶアイドルグループ。歌うことが売りのアイドルグループ。NEWSの生歌には強いメッセージ性とパワーがある。

NEVERLANDは新生NEWSの名刺、代表作に育った。

 

新生NEWS=どんな色にも染まるコンセプトアイドルの方程式が確立された。

NEWSのグループカラーは白。

どんな世界観にも違和感なく溶け込める。輝ける。明度を上げてくれる。

ジャニーズの数あるグループの中でも独創的なコンサートアプローチが彼らの魅力。自分たちの手で次々と新しい世界を作り出す。メンバーの個性を発揮してこそのコンサート構成。何度もステージを見たいファンが増え、チケットは不足傾向にある。ファンクラブの会員数はファンの分母と同数ではない。彼らのリリースする商品の売上数と比較して、数字を動かす純粋なファンの分母と考える。そこから見ても多ステ組が増えていると思う。コンサートの当落は倍率も高めだ。魅力的なステージなので納得できる。

 

15周年を迎えるアニバーサリーイヤーのNEWS。

NEWSはベストアルバムではなくオリジナルアルバムリリースを選択した。その攻めの姿勢が格好良いと素直に思う。世間に向けてベストアルバムで認知度を広めていく手もあったはずだ。

NEWSがまた新しい世界を見せてくれるのだ。次はどんな世界だろう。

年が明けてリリースされたNEVERLANDの映像作品。ファンが切望して、恋焦がれて待ちわびたコンサートの映像作品。待っただけの価値のある作品に仕上がっていた。ファンの中にもNEVERLANDがまだまだ色濃く残っていた。私自身、NEVERLANDの世界に全身どっぷり浸っていた。NEVERLANDが大好きなのだ。

ツアーが開催されると発表され、彼らが次にどんな作品を打ち出してくれるのか、期待でワクワクもしていた。彼らのセンスと積み重ねてきた経験値を信頼していた。彼らが提供してくれる次の世界への好奇心。賛否の分かれたQUARTETTOツアーも私は受け入れて楽しんでいた部類だ。頭は固いが好きなものに対しては意外と柔軟なのかもしれない。

 

『EPCOTIA』

次のアルバムのテーマは宇宙旅行

EPCOTIAは造語。NEWSお得意の造語。エプコティア、と読む。

15年前はNEWSメンバー9人がインディーズデビュー曲『NEWSニッポン』のMVで彼ら自身が宇宙船に乗り込み、宇宙旅行に出かけた。フレッシュなメンバーが宇宙船に乗り、修学旅行に行くように、明るくポップな宇宙旅行だった。視点はメンバーの宇宙旅行。懐かしい。彼らも10代中心のメンバー構成だった。

15年の年月を積み重ね、今度は現在のメンバー4人が宇宙船のアテンダントとして私たちを宇宙旅行に連れて行ってくれるという。

その対比からも彼らの重ねた年月と成長を感じた。受身じゃない。ファンを宇宙に連れて行ってくれるのだ。

EPCOTIAはNEVERLANDの世界とも繋がっていると公式で発表された。

NEVERLANDを超えようとするのではなく、彼らが育て上げたNEVERLANDという世界を引き連れ、その作品を擁したまま新たな世界へ連れて行ってくれるという。

NEWS、恐るべし。

こちらが勝手に高いかもしれないと思っていたハードルはそもそも存在していなかった。

 

NEVERLANDの頭文字が「N」

EPCOTIAは「E」

次は「W」

その次は「S」

このアルファベットがアルバムタイトルの頭文字になるのではないか。ファンの間で話題になった。4文字合わせて「NEWS」になる4部作ではないかと。

そんな想像力を掻き立ててくれるような作品作りをしてくれるのがNEWS。

ワクワクする。

ファンの考察や推測があながち外れないのも面白い。実際に多くの意味やメッセージが含まれていたりする。EPCOTIAは歌詞に散りばめられたワードがとにかく宇宙に関わる様々なジャンルとリンクしていそうだった。考察が得意な方々のお話を読むのも興味深く、楽しい。皆さん博識だ。

アルバムの各楽曲について語ると長くなりそうなので、また別の機会にまとめようと企んでいる。

ツアーを控えて、コンサート参加後にまた印象の変化する曲もあると思う。

 

『EPCOTIA』『KINGDOM』『TWINKLE STAR』『恋する惑星』『JUMP AROUND』『AVALON』『IT'S YOU』『UFO』『BLACKHOLE』と特に好きな曲が盛りだくさん。m-floさんが大好きなので、制作チームに加わってくれたことに喜びを隠せない。サウンドが一気にオシャレ度を増したと思う。好みの曲はm-floさん関連も多くて納得。素敵な出会いに感謝しています。これまでのチームに信頼感があった上で加わる、最高のセンス。

JUMP AROUND、AVALON、IT'S YOU、BLACKHOLEのターンから抜け出せません。

アイドルの歌を敬遠している音楽好きの層にも届いてもらいたいアルバム。良質なオシャレで格好良い曲が詰まっている。

歌割りもNEWSは挑戦的だ。

ただ歌うパートを分けているだけでなく、上ハモ、下ハモ、主メロとメンバーが自由自在に移行する。歌割りもアイドルの楽曲だという固定概念を覆す内容。平均して歌う、見せ場を決まったメンバーに作るなどではない。メンバーの声質やパーソナリティに寄せて、その楽曲に合わせて歌割りは変化する。極端に多いメンバーがいることもある。それを不満に感じさせない。完成した楽曲に納得させられる。彼らを理解し、魅力を引き出してくれているプロデュース陣との信頼関係が生み出してくれていると思う。

メンバーの歌唱表現のバリエーションが更に増えていた。ファルセットも多用されているが、その表現力の魅力。高音の担当、低音の担当と決めつけるのではなく、どのメンバーでもどんなパートをも歌いこなす。

NEWSICALで取り入れた多重録音を自分のソロ曲で活かす手越君も素直で素敵だなと感じたし、声の魅力は抜群に際立っていた。

今年のアルバムは回数を聴き込むたびに楽曲から放たれる圧が強くて、エネルギー消費が激しい気がする。なんだろう。この感覚。

曲調も王道アイドルキラキラソング、可愛いポップ曲、歌謡曲テイスト、テクノサウンド、ゴリゴリHIPHOP、他にも色とりどり。全部違う個性なのに、集合すると『EPCOTIA』というストーリーになる不思議。

特にお気に入り以外の曲も、結局はお気に入りなのだ。

増田君に「一生のお願い♡」と可愛く歌わせてくれたプロデューサーさんは大天才。大正解!

 

そして止めに『Thunder』のループ。

Thunder。

増田君の今年のソロ曲だ。

毎年増田君のソロ曲を心待ちにしている。

彼からのファンに向けたメッセージだと思っている。彼が今伝えたいこと、その時に感じていることを歌にしてくれていると。

私は増田君のソロ曲の遍歴も愛して止まない。

今年のソロ曲に、私はまさに雷に打たれたような、鈍器で背後から殴られたような強い衝撃を受けた。

Thunderについて自分なりに受け止めたくて、噛み砕こうと足りない頭脳を総動員した。

後半に綴ります。

 

※②へ続きます。