凝り固まった愛を叫ぶ。

地方のお茶の間にてアイドルを愛でている。NEWS+増田貴久君溺愛。頭が固い。たまに現場にもいる。

「増田貴久」という生き方。

ここ最近、Twitterから距離をとっている。

NEWSファンの自分に迷ったり、落ち込んだり、弱っているからではない。思うところはあるが、ファンから降りようと思わなかった。世間の反応は予想通りで、過敏に反応もしていない。でも面白くはない。

凹んでいるときは凹むことも必要。迷うことも、怒りも、感情が揺れ動くのはそれだけ相手に対して真剣に向き合っているからだ。無関心の相手には何の興味も沸かない。ユーモアのある話題でファンが上向きになっている様子は微笑ましくもある。今はNEWS自身もファンも、何をしても裏目に出たり、批判される。もう個人レベルではどうにもできない。

私の場合、Twitterは他グループファンの相互さんがいて(NEWS繋がりより多い)その中で自分の胸の内を語っても今はプラスに働かないように感じた。NEWSファンでいることが誰かの目から見て「可哀想」に映ることが個人的に好ましくない。彼らを好きな気持ちは隠さない。けれど、自分にとってのベストを選択し、誤解は出来るだけ生まないようにしたい。自分が他者から悪く思われるだけなら大して気にしないが、今は「ファン=タレント」とイメージが紐付けされそうで警戒の意味合いが強い。私が距離を置くのは自粛ムードとも異なり、何をしても裏目に出て、悪い流れにしたくないから。通常通りの方はそれはそれで理由があると受け取っている。

 

私は増田君のファン。

このブログの過去記事を読んでくださっている方はもう知っていると思う。彼の存在がきっかけでNEWSのファンになった。

悲しいけれど、NEWSファン同士でも現状は平穏な環境ではない。必要以上に波風を立てたくない。

増田君はこれまでのNEWSの歴史の中で、何かの渦中に立っていない存在。9人の中で、唯一だ。私にとって結果であり、そのことが彼を特別視する理由ではない。

外側から見て「増田君だけが正しい」と高評価が増え、NEWSはグループとして最悪だが彼のことだけは褒めようという流れになってしまった。増田君だけがいつも巻き込まれて「可哀想」だと。増田君の良いエピソードも、次々発表になる仕事のことも、周りから聞こえてくるのは良い話題ばかり。

増田君のその姿は、NEWSに何かがあって変化してきた姿勢ではない。世間体を取り繕っている姿でもない。増田貴久という人が己の信念を変えずに、彼が在りたいように人生を積み重ねてきた結果だと思う。どう考えてもこういう場面で褒められる目的ではない。素直に喜べない自分がいる。

彼は「ジャニーズ事務所所属アイドル」としての自分自身に誇りがあり、大切にしていると度々言葉にしてきた。彼は個人的な感情を多く口にしない。私生活も多くを見せない。仕事をする「アイドル増田貴久」の武器、歌や踊りを磨き続け、ステージ上の彼の表現する姿に全てが詰まっている。重ねてきた芸歴と比例するように、ステージでの彼の姿は進化している。

何か起こる度、その時に彼がどう感じていたのか、これまでどんな感情の動きがあったのか、リアルタイムで窺い知ることは困難だった。彼はテレビの中で大抵笑顔だ。増田君のパブリックイメージである、笑顔。その笑顔の裏の感情は簡単には見せてくれない。だから、雑誌のテキストなどで何年もあとにポツポツ彼自身の言葉で形になると胸を貫かれる。これまではそうだった。

 

現メンバー4人中、3人に対してのマイナスイメージの報道。アニバーサリーイヤーのNEWSが推された環境の中で世間的には突然起こった。グループとしての方向性も明確にされないまま、ファンに対して特に公式アナウンスもなされないまま彼らはそこにいる。

大人の事情を押し通さねばならないのだろうと納得せざるを得なかった。小山君の活動自粛、加藤君の厳重注意の差も事情があるのだろうと察していたが、それも段々と具体的に見えてきている。手越君に関してもそう感じている。ファンの心情、世間の評判を優先に出来ない事情。大人の事情は表に見えない部分が複雑であろう。難しい。

3人が報道のターゲットとなり、内2人は事務所から処分が下された。処分を受けた1人は活動自粛中、もう1人は厳重注意。1人は保留されている。バラバラの対応。

新曲発売を控えたタイミングでグループの露出は制限されている。アニバーサリー公演の申込みもあり、当落は延期された。メンバー主演ドラマも控えていた。ファンの心情は複雑である。

NEWSのこれまでと比較できる問題ではない。状況が異なる。誰かメンバーを抜いて活動しても、一部メンバーだけ活動を続けても解決しない。曖昧にしている理由があるのだろう。過去のあれこれは考えるけれど、今回は全く置かれた環境が異なる。前向きに自分がしたいことに取り組むが、状況を楽観的には捉えない。

NEWSファンになって初めてグループとしての窮地を経験した多くの人が悩み、戸惑い、過去と比較して答えを求める様子も見た。不安を打ち消すように何かに没頭する姿もたくさん見た。私は誰かの思考や意見を読み耽り、心を落ち着けようと足掻いている。

不安要素は山積みでも、NEWSを待っている。私も、多くのファンも。

 

世間はNEWSに対して批判と諦め一色。NEWSファン同士の内紛的一面も複雑だ。渦中にいるメンバーを叩く声、擁護する声。世間では持て囃されている増田君が、NEWSファンの中で批判の対象となる場合もある。頭で理解していても状況が面白くない、彼を取り巻く環境かどうしても受け入れられない人たちがいる。増田君が世間に褒められる度、増田君ファンが彼を褒め称える度、自分の好きな人が下げられていくと感じ、苦しむ人がいる。その声に対して増田君ファンが彼の名前を振りかざし対抗すると、更にこじれていく。増田ファンは鬱陶しい・擁護が過剰で目障り・自担上げが激しくて不快・自分が無関係だから他メンバーを下に見ている…たくさんの声を見た。

「増田担には分からない。」この言葉が心に何度も突き刺さった。確かにその通り。その言葉を放った人の心の痛みを想像しよう、言葉の通りに受け取ってはならないと自分を抑える。宥める。とても悲しいけれど。自分を鎮める。増田担の気持ちも、相手からは分からないだろう。

 

SNSで増田君の個人仕事に素直に喜ぶと、表に出るのが増田君ばかりで不満と考える人もいる。グループとしてのプロモーション予定で、スケジュール的に彼が選ばれたものもあっただろう。彼自身の舞台の仕事も控えているからその宣伝の予定もあったはず。

私は増田君のファンだ。彼の姿に喜びを抱く。増田君個人としての露出が少なかった時代も長く経験している。彼個人の仕事はとても嬉しい。でも、どんなに嬉しくてもSNSで喜びを叫ばず、自分の胸で喜びの涙を流しまくった。SNSは特に様子を見ながら行動していた。

公式発表前に過剰に騒ぎ立て、話がなくなるのも怖い。NEWSの過去、情報漏洩から大きな仕事が流れた話は有名だろう。良い話題でも過剰に注目されることが必ずしもプラスに働かない。

今一度、多くのファンがSNSで情報拡散することのメリット・デメリットを理解する必要があると思う。嬉しい気持ち、明るい話題を広めたくなる。不安な気持ちを打ち消したくて。それでも、良く考えてみてほしい。情報拡散することが必ずプラスになるとは限らない。その情報が果たして本当に正しいのか、多くの人が共有すべきものなのか。出処は安全なものか。

今、ファンの動向が簡単に悪い方向に取り上げられる状況だと忘れてはいけない。出来るだけ密かに楽しみに待つ姿勢を心がけている。感情をむき出しにする時は鍵を付けるなど対処。公式にアナウンスが無い今は、世間に波風を立てたくない。私はNEWSメンバーを面白おかしく取り上げられたくない。

声を大きくあげられるその時が来たら、心置きなく気持ちを叫ぶだろう。その時まで、待つ。今は私にとってその時ではない。

 

増田貴久という人の生き方、在り方に再確認のように好きを募らせ、より尊敬している。

ああ、大好きだ。

大好きを重ねていける幸せ。この気持ちは彼と誰かと比べて抱くのではない。グループが窮地だからではない。言い切れる。増田君が表に出る仕事をし、ステージに立ってくれるから抱けるこの気持ち。増田貴久という職業アイドルの一人の青年を見続けて抱いている感情。彼に心から感謝している。永遠に続く喜びではないから大切にしたい。

この記事を書く事で「また増田担の増田自慢か。」と誰かをむしゃくしゃさせるのだろうか。この「好き」な気持ちは今だから叫んでいるのではない。ファンになって19年、絶えずどこかで叫んでいる。見えない形でも叫んでいる。SNSが普及する前から叫んでいる。

そもそも彼を知り、好きだと感じた時の彼は幼かった。彼の人間性を後回しに、容姿とダンスで惹きつけられた。仕事で表に見えてくる姿だけでなく、人柄に尊敬を募らせてくれる存在は奇跡だ。そんなアイドルに巡り会えて、見続けてこられて幸せだ。楽しいことばかりではなかった。泣いたことも多い。それでも有り余るほどの幸せを増田君から感じてきた。

増田君がアイドルグループとしてデビューし、ステージの上にいることを選んでくれた。その姿を見せてくれる。私にとっては当たり前じゃない。去っていく人もたくさん、たくさん見送った。今も去っていく人はいる。

「増田貴久」で検索してここに辿り着いたなら、少しでも彼の魅力が伝わってほしい。その想いは忘れずにいる。勝手気ままに増田君への気持ちを書き綴ってきた。文字を読むことを好まない増田君だから、ここの長い文章は読むはずがない!と思い込んでいる。

 

私はできた人間ではない。

すぐに怒る。周りに甘える。弱音も吐く。駄目だと思うと、とことん駄目になる。人当たりも良くない。オブラートに包むのも得意な方ではない。

増田君に憧れるのはないものねだりなのかもしれない。自分が持っていない、増田君の穏やかさ、強い意志を感じる生き様、簡単に見せない激しさを内側に潜ませている姿に憧れるのかもしれない。彼を知れば知るだけ彼のように生きられたなら、と憧れる。絶対にそうはなれないのに。彼を知ることができて私は幸せだ。

自分の人生には嫌なことも山ほどある。辛いことも。自分が一番不幸とは思わない。でも、心折れる日もある。最近もたくさん心折れては踏ん張っている。私はおそらく平均的な家庭の愛情を受けていない。この年齢になっても母親から居なくなってほしいと直接言われる。でも増田君の歌声を聴いて、その姿を見ているとホッとする。身近にいなくても増田君からは大きな温かさを受け取れる。いつでも心の支えにさせてもらっている。アイドルは人の心を動かしてくれる。

 

彼の持つ雰囲気の独特な柔らかさ。表面は柔らかいのに芯が頑強。話す言葉、書き綴る言葉、表情。彼からは押し付けを感じない。優しくて、ふわふわと掴みどころがない。柔らかな表面からゆっくり身を任せれば、程良くしっかり支えてくれる。跳ね返りもしない、沈み込みすぎない。見た目では分からないのに硬い芯が隠れている。

彼の持つ空気感は穏やかで凪いでいる。どんな負の感情さえも包み込んで受け入れてくれるように錯覚する。

言葉遊びのように紡がれる文字。難しい言葉を使わず、気負わず。そこに隠された意味が見え隠れする気もしてくる。曖昧な優しさではなくて、とても強い意思を勝手に感じ取ってしまう。意味がないように見えて、そうじゃないような。

増田君が穏やかな笑顔を浮かべて画面の中にいてくれる。見ているうちに安心感を覚え、受け手の気持ちを穏やかに、鎮静してくれる。冷静にしてくれる。まるく、温かく、包み込むような大らかなヒカリ。

その内側には何が隠れているのか簡単には覗かせてくれない。頑丈なセキュリティに守られている。彼の本当の気持ちは彼にしか分からないのだろうと思う。だからどんなに長く彼を見ていても、語っても、私が知ったつもりで話してるだけ。

増田君の本音は知らない。でもそれでいい。知っている人はとても、とても近い人。彼の心の内側に入れてもらえる一握りの。家族にさえ、やすやすと自分の全てを見せない人だ。私はそこには絶対に入れない。プライベートに踏み込めなくても、それが当たり前なのだ。現代社会はなんでも明け透けに見えてしまいがち。

仕事を通じて自分の目で彼の成長を見ることは叶う。彼は本当に、本当に大きな人になった。身体だけでなく。その内面的にも、社会的にも。

増田君のファンだと口にすると「誰?」「NEWSの増田貴久ってどんな人?」と聞かれる頻度は減っていた。10年近く前、NEWSが勢い良く活動していた頃、周りに中々伝わらなかった増田君の姿。今では名前を出すと伝わることが多い。それだけ彼が着実に仕事を大切にして、活躍の場を広げてきたからだ。今ではレギュラー番組がいくつもある。彼の個人仕事へ驚くほどの反響がある。なんて素敵なことだろう。

それでいて彼の姿勢は揺るがない。傲らない。目の前の仕事を一つ一つ大切にしていることが伝わる。見ている私を、ファンを幸せに、笑顔にしてくれる。

 

2018/06/07以降、世間のNEWSに対する見え方は一変した。

それでも増田君は変わらず、そこにいる。

穏やかな笑顔を浮かべて、仕事に取り組んでいる。テレビの中でも、ラジオでも。ファンに向けてのWebコーナーでも。表に見える姿は「いつもの」増田君だ。特別に何かを、多くを語らず。楽しそうに、周りを幸せにするあの笑顔で。ひらがなが多めの優しい言葉で。穏やかな声のトーンで。

誰が彼を批判しても、私はその姿にホッとした。増田君が変わらずそこにいる。そのことでどれだけ救われたか知れない。

 

一見、深い意味が無いように見える彼のファンに向けてのメッセージ。その中に見える慈愛。優しさに満ち溢れたその気持ち。発信してくれるタイミング。何もかもがファンの気持ちに寄り添ってくれている。知ろうとする人にだけ伝わるメッセージ。

私個人としての立場だけれど、小山君の世間への謝罪は地方にいるため直接見ていない。関東ローカルを見ることが叶わない地域に在住している。加藤君の世間への謝罪は全国区のワイドショーだったから視聴した。2人の世間に向けての謝罪。その意味と必要性は納得している。

アイドルとしてのNEWSからのメッセージは未だにない。事務所からも何もない。謝罪が欲しいのではないが、このまま何もないのだろうか…とは考える。アイドルグループとしての先行きが見えない。多くの関係者さんが奔走して、簡単に何かを発信できない状況だと承知はしている。

 

今回、世間的な騒動に発展してから、ファンに向けて一番最初にメッセージを放ったのは増田君。ジャニーズWeb・RINGだ。ルーキーの話題。それは予定より遅れて更新された。

あの更新にどれだけのファンが心を救われただろう。増田君の言葉が、何にも分からないまま放り投げられたファンの不安な気持ちを一斉に鎮めた。不安は残っても、まずは落ち着こうと思えた人を多く見た。その後も多くの人が増田君に縋るような気持ちで目を向けていた。彼が今どう感じているのか、どうしていくのか注目が集まった。

彼個人のWeb連載コーナー・増田貴久の〇〇、EPCOTIA大阪公演の頃に送り忘れていたと付け加えられて更新されたNEVERLAND展の話題。そこにはこれから先の彼の目標が記されていた。グループとして、とはっきり。そのワードに多くのファンが希望を見出した。

その後の更新ではテゴマスの楽曲について触れた。コンサートで披露されたオリジナルラップ詞を公式に文字で披露してくれた。公演当時、ファンがなんとか解読しようとトライしていた増田君のラップ詞。タイトルは書かれていなかったが『innocence』だとすぐに伝わった。その楽曲の歌詞を思い浮かべて胸に込み上げてくるものがあった。多くのファンがまた増田君の言葉で前向きになった。

増田君の個人ラジオ「MASTER HITS」でのEPCOTIAツアーに付いてくれたJr.との穏やかなラジオが2週続く。いつも通りのその穏やかさに救われ、癒やされたファンが多かった。ただし、エンディング曲がNEWS『フルスイング』からテゴマス、増田君ソロに変わっていた。すぐにファンが繊細に反応した。意味を探ろうと。番組中にオンエアされる楽曲も増田君ソロ『Thunder』が続いた。

その後も増田君はいつものように穏やかな様子で仕事をしている姿を届けてくれた。

騒動直後のPON!で、全く変わらない穏やかな姿で、いつものように微笑んでいた。今回の話題には一切触れなかった。そこに増田君が変わらずにいてくれることに安心した。

番組放送前後の増田君の様子をレポしている方も見かけた。レポはその方の個人的な主観で感じたもの。その方にはそう見えたのだなと思いながら拝見した。自分では見ることが難しい姿だ。見る人が変わればまた違う感想がある。

多くのNEWSファンが増田君の言葉で、彼の仕事で上向きになっていることがSNS上で見えた。増田君個人の仕事もいくつか発表されていた。NEWSでの活動が不明瞭な今、彼の姿を見ることが私の楽しみだった。発売された雑誌を食い入るように読んだ。そのテキストにまた好きを募らせる。

今並ぶNEWSとして掲載された雑誌は15周年を控えたこれからに向けて、BLUEのプロモーションに向けて希望に満ちたもの。その様子に胸が痛んだ。それでも発売中止にならなくて嬉しい。NEWSとして笑顔の4人を見て、嬉しい気持ちが上回った。一つでも多く、NEWSとして予定されていた仕事が形として残ってほしい。

 

小山君がパーソナリティを務めるラジオ「Kちゃんニュース」は騒動後、休止していた。小山君の代役を増田君が務めると発表された。休止じゃなく、オンエアされることにどれだけの人が喜び安堵したことだろう。番組を残してもらえるのだろうかと不安だったから。過去のラジオ番組のことが頭をよぎった。

私は番組がオンエアされる嬉しさと同時に、緊張していた。今度ばかりは恐らく今回の件について増田君が触れることを覚悟していた。流石にスルーは無理があるだろうから。

 

オンエア当日、緊張して落ち着かず、冷たくなった手にスマホを握りしめ、部屋をウロウロしながら待機していた。握りしめたスマホから聴こえるラジオの音声。

冒頭、とうとう増田君が今回のことに直接触れた。

増田君が謝罪した。

はっきりと、増田君が謝罪した。

ゆっくりとした彼の口調で、謝罪の言葉を聞いた。ラジオを聴いているファンに向けて謝罪の言葉を増田君が発した。ファンに向けての謝罪も、増田君がNEWSメンバー内で最初となった。

胸が押し潰されるを超えて、瞬間的に重量のあるもので心臓が圧縮され破裂したような衝撃。引いていた血の気から、血液循環が一瞬で停止した感覚。

どうして増田君が謝罪しているのだろう?

彼のファンとして納得がいかない憤るような気持ち。

増田君はNEWSのメンバーだから連帯責任として役割を果たしているのだと理解し、NEWSファンとしての落ち着かなくてはと言い聞かせる自分。

両者がせめぎ合っていた。感情がぐちゃぐちゃ。思考回路も混線して、正常に機能しない。血圧が低下したのか耳鳴りがして気分が悪く、しゃがみ込む。増田君の落ち着いたトーンの声がぼんやり聴こえるけれど、内容が頭に上手く入ってこない。

何だ、何だこれ。なんなんだ。

混乱状態の中、増田君の声で放たれた曲のタイトル。

『NEWSニッポン-represent NEWS mix』

涙腺が崩壊した。

私はこの騒動が起こってから、緊張状態が継続していた。泣きたい気持ちなのに何故か涙が出なかった。その緊張の糸が、ぶつん!と切れた瞬間でもあった。

過呼吸を起こしそうになりながら、嗚咽を漏らし泣いていた。こんなに泣いたのは娘の手術休みが貰えなかった時以来だった。ラジオの音が遠くで聴こえていた。わんわん泣いている私の背中に娘が手を当ててくれた。ティッシュをそっと差し出してくれた。

 

『NEWSニッポン』

ファンならば恐らく分かる、彼らのインディーズデビュー曲。当時9人だったNEWSのデビュー曲。その楽曲を現在のNEWSメンバー4人で新録したものが『NEWSニッポン-represent NEWS mix』だ。発売を控えた新曲『BLUE』に収録予定。このオンエアが初出しだった。

「NEWS!奇跡起こせ」

この曲の歌詞を大人に成長した今の4人が歌っていた。

増田君が謝罪の直後にこの曲を選んだ意味を考えた。必死に考えた。

増田君はNEWSを諦めていない。

私にはそう思えてならなかった。そう思いたいだけなのかもしれないけれど、どうしても。

その後のラジオの内容はほとんど頭に入ってこなかった。いつもKちゃんニュースで聞く増田君の声のトーンとも、MASTER HITSでの増田君の声のトーンとも異なる、穏やかな落ち着いた、等身大の増田君と思える声。心が落ち着く増田君の声。

増田君が謝罪したことに対してどうしても納得がいかず、他者に攻撃的になった人もいたらしい。私自身も憤るような気持ちがあった。それでも増田君の代わりに誰かを責める気持ちにはなれなかった。ファンが誰かを責めても良いことは何にも生まない。争いが増える。自分の中の憤りは自分で鎮めて、宥めるしかない。

このラジオはネットニュースに取り上げられたが、私は読んでいない。ネットニュースをクリックすることは慎重に選択している。

 

増田君は自ら望んで「NEWS増田貴久」だ。

私はそう感じてきた。これまでも彼は自分で決め、自分の意志で「NEWS増田貴久」で在り続けてきたと思っている。誰かに言われて選ぶ人ではないと思う。

増田君は今よりずっと幼い頃から自分の意見を口にする勇気を持つ人だと思っていた。様々な雑誌のテキスト、メンバー内の声。メンバーの意見と対立しても、自分の意見を主張する様子が見えていた。その意見が通らなくても声に出す人だと。頑固だとも。

何が起きても、巻き込まれた・責任を負わされたとは感じていないのだろう。これまでも、今回も。だから増田君を「可哀想」と憐れむ声や「脱退したほうがいい」と勝手に決めつける外野の声が好きじゃない。彼はきっと自ら望んでそこにいることを決めたのだ。

自分がNEWSメンバーでいることを喜び、グループを大切にしてきた増田君。増田君が自分の起こしたこと以外で、グループメンバーとして連帯責任を果たしていても「させられている」「背負わされている」感覚ではないと思う。人には許容量があるから知らず知らずに背負いすぎて潰れないでほしいと心配にはなるけれど。増田君の器は大きいのだろうな。

ファンの期待や、目線が自分に集中していても変わらない姿勢を貫く。できるだけファンに寄り添ってくれる。世間の好奇の目に晒されても、いつものように仕事と向き合う。動揺している様子や個人的な感情を表側に出さない。

大きくて、強くて、温かくて。とても頼もしい。

変わらず「いつも通り」で在り続けることは楽ではない。変わらないこと、周りに流されず、己を貫くことは簡単じゃない。批判の声も笑顔で受け止める増田貴久という青年を尊敬している。どんどん好きになる。増田貴久という一人の人間がアイドルとして生きる時代に生まれて幸せだ。彼の成長を見てきて幸せだ。

私は増田君の決めたことを見続ける。彼の言葉を待つ。彼の見ているその先を追いかけたい。どんな結果でも。

 

活動自粛している小山君は今頃どうしているのだろう。あまりメンタル面が強く見えない人だ。食事や睡眠はちゃんととれているのか。起きてしまったことは消せない。平坦な道のりじゃないだろうけれど、乗り越えていくためにファンとして一緒に歩むことはできる。また表側に戻ってくるのを待つ。小山君ファンの彼を想う気持ちは優しさで溢れている。

加藤君はドラマも撮影しているであろう。執筆も抱え、多忙だ。ビビットで見る外見は予想してはいたけど痩せていた。彼の性格を考えるとそうだろうなとも思う。彼が少し笑うだけでファンも喜ぶ。アイドルの笑顔には人を元気にする力がある。無理してニコニコしていなくていい。笑いたいときは笑顔でありますように。ドラマも楽しみにしている。原作ファンの方にも受け入れ、喜ばれる作品になれば素敵だ。

手越君はサッカー関連での露出が増えている。テレビの中の彼は明るくポジティブな通常営業の手越君。悪意も批判も跳ね除ける、そんな強さが彼からは伝わる。メンタルの強さはモンスター級だ。今後彼がどうしていくのかも見続ける。

 

4人のNEWSが見たい。これからどうなるのか、ファンには全く分からない。でも、私はNEWSが見たい。だからこうして想いを綴りながら待っている。自分にできることをしながら。

増田君がRINGを短期スパンで更新している。止むを得ない事情なのだろう。いつも通りのゆるい文体。その中に自然と記されたメンバー全員の個人名。ファンにどれだけ希望を与えてくれているか。

ネットには出処不明な話題も、ファンの心情につけ入る話題も多い。不確定なことでもそこに喜びを見出し、すぐに飛びついてしまう人も多い。ネットの情報に踊らされない心を持つファンが増えていくように願っている。ファンが良かれと思って取る行動が悪い方に働かないことを願っている。

 

味スタでのアニバーサリー公演の当落が延期された。こんな理由のお知らせもあるのだなと冷静に受け止めた。当落延期はある程度予想していた。出演メンバーも正式に発表できない現状、ファンからお金を集めるわけにはいかないだろう。公演中止のお知らせではなかったことに心から安堵した。公式アナウンスを待つしかない。自分は遠征する側だから待つ方の心配も理解している。

 

BLUEの発売日が近づいてきた。いつものようなMV解禁のワイドショーも、販促スポットも流れない。昨年あんなにあった歌番組への出演の知らせも全くない。日テレのサッカーシーンでBLUEが流れ、NEWSというグループ名のテロップを見るだけでホッとする。不安な気持ちは消えない。BLUEのプロモーション活動、披露の場が彼らに与えられますように。祈りながらファンの声を届けている。

 

「NEWS増田貴久です。」

彼がそう口にすることが私にとっての自然で当たり前になっている。いつまでもその響きが聞きたい。

 

※寝ぼけて更新してしまって、誤字や文脈を見直し訂正しました。何度も手直ししてごめんなさい。